海外出張で使えるビジネス英語１２　婉曲な言い回し

2016年10月18日

＜英語学習の決定版！１０００時間ヒアリングマラソン＞

お客様にお断りを入れるときに、あからさまに「No！」っとは言いずらいですよね？まあ、英語的にはわかりやすいとは思いますが。。。
また、WH疑問文を直接使うのってなんだか直接的すぎる時ありませんか？

婉曲的な表現を使うことで、柔らかく断ったり、重要なことを尋ねたりできるといいのですが・・・

Noはお断り

なにか依頼をされたとき、関係部署と協力してなんとか依頼内容を叶えようとしますが、どうしても無理な場合、断らざるを得ません。

そんなとき、

　No, we cannot do it by the due date.
　（いいえ、期日までにはできません。）

ということもできますが、同じ、「No」というときでも、少しでも「努力したんだけれど」とか、「あいにく」とか「No」という単語の周りにいろいろつけることで気持ちを細かく表すことができます。

そんなとき、例えば
　Unfortunetaly, it is hard to say that we can do it by the due date.
　（あいにく、期日までにできるとは言いがたいです。）

などというような感じで、状況が難しい旨を伝えることができます。

また、お客様など状況を伺いながら、モノを尋ねる時にいわゆる「WH疑問文」ですと直的すぎるな〜と思う時があります。

例えば、お客様との商談を続けている時に、営業担当としては、

いつくらいに納品が必要なのか？
そのためには、いつくらいに注文書（PO）が発行されるのか？

というようなことを知りたいと思います。しかし、では文章や口頭で「When」を使って例えば、

When can you issue the purchase order?
（いつ注文書は発行できますか？）

と聴くには、直接的すぎ聞きづらい場合、状況があります。
特に期日が迫っていて、こちらとしても必要な情報の一つではあるのですが、お客様としては社内処理や確認事項がありなかなか最終決裁が取れないような難しい局面があるかと思います。

そんなときには、このような表現はいかがでしょうか？

How many days can you expect to complete issuing the purchase order?
（注文書を発行するのに、どれくらいかかると思いますか？）

つまり、相手に対して、約束（コミット）をさせるのではなく、あくまでもこの先の作業を仮定した場合の予想を聴くようにすると、個人の見解での状況を尋ねる感じになり、婉曲的な表現につながると思います。

逆に相手にコミットさせたい場合はその限りではありませんが、それは状況次第ですね。

英語でも、日本語でも相手や自分の状況によって表現は使い分ける必要があるということですね。

上記にもありますように、

Unfortunetely （あいにく）
expect（期待する）

などという、断言を避けるのに使う表現を駆使すると、婉曲的な表現を作れます。
その他にも、よく使うのは

If it is possible, 〜　（可能であれば）
If it is necessary, 〜　（必要であれば）
If you don’t mind, 〜　（気にならなければ）
If you have a chance, 〜　（機会があれば）

というような、条件節を使った前置きを使うのは簡単な手ですね。
それからUnofortunetelyのような副詞を駆使するのは簡単で

Unfortunetely　（あいにく、残念ながら）
possibly　（可能なら）
a little bit　（ちょっと）
honestly　（正直にいうのであれば）

など、少し言い訳がましくもなりますが、言いずらい、申し訳ないというようなニュアンスを出しながらセンテンスを作ると、文章の裏側にある気持ちも少しは伝わるのではないかと思います。

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