こんにちは。海外営業部の上田です。
海外向けレンタルWiFIで人気のある『イモトのWiFI』。最近では雑誌で取り上げられたり、CMでも見かけますね。ただ、口コミを見ると、イモトのWiFiは、
✔️ 繋がらない?!
✔️ 使用制限があって無制限ではない?!
✔️ WiFi、3G、USB、LTEなどいろいろあってわからない!
などと書かれていました。
これは、まずは試しに使ってみないことには!
ということで、今回、海外出張の機会に申し込んでみました。
ヨーロッパ出張で使用することにしたのですが、ヨーロッパは陸続きで多くの国が隣接しています。また、今回はフランス、イタリア、オランダ、イギリスと4カ国に行く予定でしたので、どのようにレンラルしたらよいのかな??と思っていました。
さて、私が感じた感想とは?そして、イモトのWiFiってどうなの?使い勝手は?たくさんの疑問をレビューしていきますね。
1. 『イモトのWiFi』って何?
2. 【イモトのWiFiの口コミ1】予約で簡単ピックアップ!ヨーロッパは周遊タイプが便利
3. 【イモトのWiFiの口コミ2】簡単セットアップ、どこでもサクサクWiFi受信!
4. 【イモトのWiFiの口コミ3】返却は簡単!空港のポストへ。領収書はメールで受け取り
5. イモトのWiFiを海外出張で使ってみての感想
6. 『イモトのWiFi』のまとめ
『イモトのWiFi』って何?
成田や羽田に行くと、出発カウンターにWiFiレンタルのカウンターがあります。
また、普段スマホやPCなどでメールやLINEを行う時、やはり『WiFi』という言葉を目にしたり耳にしたりします。
海外に行くと、下の写真のような「Free WiFi」などという表示も見かけます。
さて、あなたに質問です。
この「WiFi」という言葉。明確に説明できますか?
「ドキッ!ヤベッ!!」
と思った、そこのあなた!! 安心してください。
今更聞けないWiFiについて簡単にご説明します。
いろいろな言葉で呼ばれるので混乱しがちです。
「レンタルWiFi」「ポケットWiFi」などとも呼ばれ、その機械自体を「WiFi」とよんでいるような感じですね。
さてここで、一つ疑問が起こります。
普段、日常的に使っているスマホは、この「WiFi」が無くてもネットに繋がるのに、
なんで海外に行くと、この「レンタルWiFi」が必要なの??
確かに、そうですよね。
お答えします。
結論から申しますと、
海外へ行って携帯を使っても、「レンラルWiFi」が無くても使えます。ネットにもつながります。
ただし!!とっても使用料金が高いのです。
通常、あなたが契約しているスマホは、日本国内で使用するだけのデータ通信料で月々3,000円くらいです。
これが、海外に行って使うとなると、1日で3,000円くらい掛かります。
1週間くらいの出張に行って、毎日ネットに繋ぐとなると、3,000円x7日間で21,000円にも!
詳しい、レンタルWiFi料金事情は下記の別記事にも書いてありますので参考にしてください。
<参考記事>海外レンタルWiFiルーターのレンタル料が各国で違うのはなぜですか?
さて、話が逸れましたが、あなたのスマホの設定の中に「WiFi」もしくは「WiFi設定」という項目があります。
この項目をオンにして、このレンタルWiFiを使うと、スマホの契約で使えるデータ通信とは別の接続でデータ通信ができるようになります。
但し、このとき設定メニューの別項の「モバイルデータ通信」はオフにしてください。これをオフにしないとスマホの契約での通信と両方使いで、電波の良い方を拾って通信してしまい、料金が両方に加算されてしまい、元も子もありません。
この設定についても別記事がありますので、下記記事を参考にしてください。
<参考記事> 通話料が高額にならないスマホの設定>
そして、「レンタルWiFi」などと呼ばれているWiFi接続をするための機器をレンタルし、海外で通信できると通常のスマホ契約の通信よりも安くメールやネット、地図検索、LINEができるようになります。
海外旅行や出張においての「レンタルWiFi」の有用性については下記記事が参考になります。あなたの場合と照らし合わせレンタルをご検討してはいかがでしょうか。
<参考記事>海外から無料通話できますか?
【イモトのWiFiの口コミ1】WEB予約で簡単ピックアップ!ヨーロッパは周遊タイプが便利
それでは、いよいよレビューの開始です!!
出張日程に合わせて、「レンタルWiFi」の予約手配をしました。
まずは、「イモトのWiFi」のトップページに行って、、、
トップページ右上の「レンタル申し込み」(赤いボタン)をクリックし、予約申し込みフォームを呼び出します。
必要事項を入力して予約をします。
まず最初のページで入力する必要事項は、
1. 渡航先情報(国数、地域、国名)
2. 渡航日程(出発日、帰国予定日)
3. レンタルセットの受取方法
4. レンタルセットの返却方法
出発日と帰国予定日の入力以外は、項目にカーソールを当てると、下記写真のようにプルダウンメニューが表示され、好きな事項を選択するようになります。
出発日と帰国予定日の入力は、項目をクリックするとカレンダーが表示されるので、該当日をクリックして選択します。
日にちに余裕があるときには、出発日よりも前に自宅に配送もしてくれますが、持っていくのを忘れると最悪です。
お勧めは空港カウンターでピックアップです。
成田でも羽田でも受付カウンターは、ほとんど待たされません。予約をしていればその場で端末を渡してくれます。
ちなみに、エクスコムの人に聞いてみたのですが、端末の準備は出発前日までできるようなので、事前準備はエクスコムの方にお任せして、忘れることを防止する意味でも空港で受けとるのが安全です。
ただ、一点だけ小さな注意が必要ですが、機内持ち込みの荷物に「レンタルWiFi」が入るスペースは残しておいてください。充電機とプラグ、予備バッテリ、延長コードなどのオプションを一緒に頼んでいたりすると、意外に手荷物に入らない場合があります。
私の場合、今回は4カ国の出張での使用でしたので、まずは、最初のページに4カ国の渡航先情報を入れます。
最初の項目の「何カ国に渡航予定ですか?」で、4カ国を選択すると、下の「渡航国の情報をご入力ください」の項目が4つに増えますので、今回行く、フランス、オランダ、イタリア、イギリスと順番に入れていきます。
出発日、帰国予定日を入力したら、受取方法を選択します。
ここで、私は「羽田国際線3階出発階」を選択しました。
返却方法も同じように、「羽田 国際線ターミナル」を選択し、ページ一番下の「プラン選択」の赤いボタンをクリックして次のページに進みます。
【イモトのWiFiの口コミ2】簡単セットアップ、どこでもサクサクWiFi受信!
セットアップは簡単でした。
現地に着いたら、スマホと「イモトのWiFi」の電源をONして、端末が立ち上がるのを待ちます。
「イモトのWiFi」のポケットWiFiは携帯と同じなので、その国で利用できるように携帯電話の電波を探していました。下の写真は、イギリスで撮影した写真で、現地の携帯会社の「UK-O2」というところに接続したので、画面中央には「UK-O2」と表示されました。
接続までには、電源ONしてから1-2分掛かりましたが、飛行機を降りて、入国審査の際、税関のところで列に並んでいる間に接続しました。イギリスはロンドン内では普通に3Gが繋がります。特にストレスなく接続できました。
次にスマホの設定をするために、各スマホの設定画面を開きました。私は、iPhone(5S)とAndroid(Garaxy S4)の両刀使いですので、両方の設定をしました。
設定画面にいって、「モバイルデータ通信」をオフにしました。
そして、次に「WiFi」をオンにしました。しばらくすると、周辺のWiFiアクセスのSSIDが表示されました。
その中から、ポケットWiFiの本体に貼られている、SSIDと同じものを探し出し接続し使用開始です。
だいたい、ヨーロッパ出張の場合、平均して10日間前後で4−5カ国ほど周ります。
そうした時に便利なのは、この「ヨーロッパ周遊タイプ」です。
上記の通り、一旦空港で接続設定を完了しておくと、あとはどの国に行っても自動的に、スマホと「ポケットWiFi」の電源を入れると接続してくれます。
まだ、今の所この「ヨーロッパ周遊タイプ」は、3Gまでの接続しかできないものが主流で、高速接続のできる4G(LTE)タイプのものはありません。(2017年3月現在)
メールやネット検索、GooGleマップなどで行き先探索をするなどは3Gでも問題なく使えますが、各都市の中心地ではなく、地方遠征などが入ると通信速度が落ちたりしますが、概ね気になりません。
少し気になったのは、パリのシャンゼリゼ周辺で3Gにつながりにくい場所があり、そのあたりのホテルに滞在していたのでネット検索やメールが取れないのにストレスが溜まりました。
出張も半ばに差し掛かったとき下記のメールが届きました。ヨーロッパには、平等にネット環境を使用するための取り決めがあるらしく、WiFiの通信料に使用制限があります。この使用制限容量を超えてしまうと、有無を言わさず通信が途絶えてしまうというのです。
そうならないために「イモトのWiFi」サポートセンターから、注意勧告のメールが届いたのです。
ここからはなるべく、仕事のメールを中心に使用することに気をくばるようにして、通信ができなくならないよう注意して使用しました。
意外に、地図表示などは容量を使うと聞いてますので、なるべくGooGleマップはそのときに訪問するエリアの地域の地図をあらかじめ、ホテルのWiFiを使ってスマホにダウンロードして、通信しなくても使えるようにしてから外出するようにしていました。
【イモトのWiFiの口コミ3】返却は簡単!空港のポストへ。領収書はメールで受け取り
出張も帰国の途につき、さて、「ポケットWiFi」の返却です。返却はとても、カンタン!!
羽田空港の到着ロビーについて、預けた荷物を受け取ったら、税関を通過し外に出ます。そうしたら、JALーABCのお帰り荷物カウンターに行って、設置してあります「イモトのWiFi」返却ポストに借りたセットをそのまま投函するだけです。
一つ中止しなければならないなぁと思ったのは、この返却ポストの近くに他者の「ポケットWiFi」の返却ポストもありましたので、間違えないようにしなければならないなと思いました。
そして、領収書は登録したメールアドレスに帰国後自動的に3日後に送られてきました。金曜帰国だったのですが、月曜にはメールで送られてきていましたので、帰国後の出張精算もスムーズにできました。
法人名を登録しておけば、その名義で領収書の作成をしてくれます。ちなみに私は登録していますので、会社名宛の領収書が作成されて来ました。領収書が紙で手渡されることなく、メールでくるので紛失の心配はないと思いました。
イモトのWiFiを海外出張で使ってみての感想
携帯端末が多くなるということについては、少し管理が面倒なのと、電池切れを気にしなければならず、夜、ホテルの部屋での充電機器の多さには少し辟易しました。
PC、携帯(個人)、携帯(会社)、ポケットWiFiは確実に毎日充電しなければならず、特に電源コンセントについてホテルによっては、使いやすい場所に無いというときには不便さを感じました。
そんなときには、電源の分配ケーブルがあると便利です。
<参考記事: >
レンタルした、「ポケットWiFi」そのものはとても快適で、接続もカンタンでとても便利でした。いつでもどこでもメールやLINE、地図検索ができストレスなく使えました。私の使用用途のベスト5は感覚ですが、
1. メール
2. LINE
3. フェースブック
4. 地図確認、目的地までの経路探索
5. WEBでのレストラン検索
だと思いました。
特に、フェースブックやレストラン検索は、写真を自分からアップしたり、写真のあるWEBページなどを表示させたりするので、通信容量を食うような気がしますので、使用回数に注意が必要だと思いました。
『イモトのWiFi』のまとめ
✔️ 『イモトのWiFi』で海外のデータ通信を安く済ます
✔️ 予約はネットでカンタン。ヨーロッパは周遊タイプは一度繋げば各国で自動接続なので便利
✔️ 設定はカンタン! ほぼどこでもサクサクWiFi接続可能。。。でもちょっと遅いエリアもあります。TT
✔️ 返却も簡単!空港のポストへ投函して終わり。領収書は、帰国後2−3日でメール受け取りです。
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