みなさんこんにちは。
営業部課長の上田です。
海外出張に、特に初めて行く時となると、真っ先に悩むのは荷物をどう持って行こうか?!ということ。海外出張経験がかれこれ20年弱になり、しょっちゅう行っている私も、未だに最適な解答はありませんが、あれこれ悩むのも、ある意味楽しむことにしていますが。
他のサイトでも色々な提案がありますが、このサイトでは、テーマである「海外出張」の目的に適した提案を考察してみたいと思います。
あなたの海外出張の参考にしていただければと思います。
1. 海外出張の時に必要なカバンとは?!
2. ソフト派かハード派か?!
3. 大きさについて。着替えは泊数分必要か?
4. 機内持ち込みできる大きさは航空会社によって規定が違う
5. 日本の航空会社別、無料で持ち込める手荷物の規定
6. 小型スーツケースはタテ型派?ヨコ型派?
7. まとめ
海外出張の時に必要なカバンとは?!
海外出張の時に、あなたは何を気にしていますか?
その気にしていることを中心に必要なカバン、スーツケースを考えるといいかと思うのですがいかがでしょうか? 例えば、こんな感じです。
✔︎ スーツはどうやって持って行くか?
✔︎ パソコンはどうやって持って行くか?
✔︎ 着替えは何泊分必要か?
✔︎ 洗面用具はどこまで必要か?(シャンプー、リンス、ドライヤーは?)
✔︎ 靴は何足持って行くか?
✔︎ 乗り継ぎは何回あるか?
✔︎ お土産はいっぱい買って来る予定はあるか?
✔︎ 飛行機以外の移動はどの程度あるか?
✔︎ 洗濯はするか?しないか?
・・・・・
一口に、海外出張と言っても、目的やその人の性格などによって、行動の内容が異なります。そのことを考慮して、なるだけ納得できるバッグで、スムーズに旅行中も過ごせればそれに越したことはありませんよね?
ソフト派かハード派か?!
スーツケースの種類は様々です。それぞれの特徴を先に挙げたような目的に適したものに照らし合わせ、検討して行くのが良いのですが、たくさん気にする点があると、結局迷ってしまいます。
ですので、先に挙げた気になる点の優先度を考えると良いと思います。
スーツケースには、布のもの(ソフト)と樹脂でできたもの(ハード)のものがあります。どちらもそれぞれ特徴がありますが、どちらが良いかは最終的には好みと言って良いでしょう。
私は両方使ったことがありますが、強いて言うなら、ソフト、布の方が好きです。
破れたり、水が沁みたりと言ったことが、きっと心配になる方が多いかと思いますが、意外に大丈夫です。ただ、やはり、穴が開いて買い替えた時はあります。10年くらい使っていたものでしたが、書類や書籍を入れていた時、まとまっていた書類の門で穴をあけてしまっていました。
また、ファスナーが壊れて買い替えたこともありました。
ソフトのスーツケースのメリットとしては、布なので、ある程度伸縮することが挙げられます。予想以上に荷物が増えてしまったときなど、少し無理に詰めても大丈夫ですが、ハードのスーツケースでは、以前、フタの「蝶番(チョウツガイ)」を壊してしまいました。
ハードのスーツケースは耐久性は良いと思いますが、重くて、また、留め具の部分やチョウツガイの部分などが壊れると、どうしようもなくなるので困ります。
大きさについて。着替えは泊数分必要か?
さて、スーツケースを選ぶのに重要な要素として、大きさがあります。
大きさを決めるのに、関わってくる要素として考えたいのは、出張期間(旅行期間)と機動性です。
なるだけ、必要なものは持っていきたいと思う反面、スーツケースは大きくなるとそれだけ動きに制限が出てきます。特に、飛行機に乗る時の荷物の預け入れ制限には、余計な労力を使う場合があります。
経験上、大きく2つのパターンで大きさに影響が出るのかなと思います。
パターン1. 1週間以上の出張で、現地での移動がなく、一箇所滞在型
パターン2. 期間に関わらず、現地で飛行機などの乗り継ぎ、移動が頻繁にある
1の場合は、現地での仕事に割かれる時間にも寄りますが、仕事に集中できるよう、なるべく持っていけるものは持って行き、洗濯などの手間は省けるように、大き目のスーツケースで行けるパターンです。75Lくらいから適当な物を選ぶと良いでしょう。
2の場合は、特に現地のLCC(ローコストキャリア)と呼ばれる、格安運賃飛行機などを選んで、移動をおこなう場合、持ち込み荷物の制限が国際線より厳しく、有料になること。
また、アメリカ、ヨーロッパなどの乗り継ぎが2回以上ある場合などに、荷物をまったり、最悪、ロストしてしまう可能性を軽減するため、なるべく荷物はコンパクトに。
期間に関わらず、3−4泊分の着替えでまかなえるようにすることがコツです。だいたい50L前後の大きさのもので適当な物を選ぶような感じです。
<参考記事: 旅行の荷物をなるべくコンパクトにするアイデア>
<参考記事: 洗濯物を乾かすときどうしてますか?
機内持ち込みできる大きさは航空会社によって規定が違う
そして、大きさでさらに考慮したいのは、飛行機会社に預ける時の規定についてです。
まず、日本からアメリカ、ヨーロッパ各国、アジア各国に渡航する際の国際線と現地に着いてからの、更なる移動、例えば、アメリカ国内とかヨーロッパ各国間の移動について飛行機を使うケースについて。
一番厄介なのは、各飛行機会社、国際線、国内線などでも、預けられる荷物の大きさと重さに違いがあるのです。
その点を考慮して、自分が使う航空会社の規定を事前にチェックしておくことをお勧めします。
実際、日本から海外へ飛ぶためにJALを使うとしますと、通常の一般の搭乗者、エコノミークラスであれば、23kg(スーツケースの重さ込)、荷物の3辺の長さが203㎝までのものを2個まで預けることができます。
また、機内持ち込みの荷物は、同じく一般、エコノミークラスで、10kg(鞄の重さ込)、荷物の3辺の長さが115㎝までです。
ANAの場合は上記とちょっと異なりますが、概ね同じ感じです。主要な航空会社の預入荷物規定を下の表にまとめましたので参考にしてみてください。
日本の航空会社別、無料で持ち込める手荷物の規定
日系の国際線をもつ航空各社の預け入れ預託手荷物と機内持ち込み手荷物のそれぞれの規制を、簡単に表にまとめてみましたのでこちらも参考にしてみてください。
日系航空各社 無料で預けられる手荷物(預託手荷物)
<エコノミークラス>
航空会社 | 重さ(kg) | 三辺の和が 大きさ(cm)/個あたり |
個数(個) |
JAL | 23 | 203 | 2 |
ANA | 23 | 158 | 2 |
ピーチ |
有料
(行き先、重さ、個数により変わる) |
||
バニラ | |||
ジェットスター | |||
春秋航空(Spring Japan) | |||
エアアジア | |||
スターフライヤー | 合計 30 | 203 | 制限なし |
<ビジネス/ファーストクラス>
航空会社 | 重さ(kg) | 三辺の和が 大きさ(cm)/個あたり |
個数(個) |
JAL | 32 | 203 | 3 |
ANA | 32 | 158 | 2 |
ピーチ | 20 | 203 | (バリューピーチ)1 (プレミアムピーチ)2 |
バニラ (コミコミバニラ) |
合計 20 | 203 | 制限なし |
ジェットスター | 購入チケットによる | ||
春秋航空(Spring Japan) | 7 | 115 | 1 |
エアアジア | 有料 重さ、個数により変わる | ||
スターフライヤー | 合計 30 | 203 | 制限なし |
日系航空各社 無料で持ち込める機内手荷物
<機内持ち込み手荷物>
航空会社 | 重さ(kg) | 三辺の和が 大きさ(cm)/個あたり |
個数(個) |
JAL |
10
|
115
|
1個+身の回りの品 (ショッピングバッグ、 ハンドバッグなど)1個 |
ANA | 1個+身の回りの品 (ショッピングバッグ、 ハンドバッグなど)1個 |
||
LCC | 重さ(kg) | 大きさ(cm)/個あたり | 個数(個) |
ピーチ |
7
(2個合計) |
115
|
身の回りのもの
+手荷物の合計2個 |
バニラ (コミコミバニラの場合) |
|||
ジェットスター | |||
春秋航空(Spring Japan) | |||
エアアジア | 7 (2個合計) |
56㎝(高さ) x 36㎝(長さ) x 23㎝(奥行) 以内のキャビンバッグ 40㎝(高さ) x 30㎝(長さ) x 10㎝(奥行) 以内のPCバッグ |
2個 |
スターフライヤー | 10 | 115 | 1個+身の回りの品 (ショッピングバッグ、 ハンドバッグなど)1個 |
調査(2018年12月現在)
このように、日本の航空会社だけとってみてもそれぞれ持ち込みのできる荷物に規定の違いがあるので、十分に注意する必要があります。
ちょっと「あるある」
実際に、JALでは日本からヨーロッパまで渡航し、直航便はJALですと、ロンドン(イギリス)、フランクフルト(ドイツ)、パリ(フランス)、ヘルシンキ(フィンランド)までしか行きません。
乗り継ぎ便までJALの航空券で買うことのできるチケットですと、最終目的地まではJALの規定で荷物の預けができるかもしれませんが、値段を抑えるため、私はよく現地のLCCを使います。
その時は、一旦、乗り継ぐ空港で、荷物をピックアップし外に出て、再度、のりつぐ航空会社にチェックインしなければなりません。
初めてそう言った低価格のLCCを使った時は、荷物の持ち込みのできないチケットだったこともあり、持ち込みの荷物のためにチェックイン時に超過料金を払ったこともありました。
その時はカードで払えるくらいの額(60ユーロくらいだったか。。)だったので良かったですが、むしろ手続きに時間がかかり、乗り継ぎがギリギリだったのを覚えています。
事前に調べられると安心して行動できますね。
小型スーツケースはタテ型派?ヨコ型派?
私は、別の記事で書いているのですが、大小2つのスーツケースで海外出張に行きます。
<参考記事:スーツケースは大きいのか小さいのを2つか?>
空港や公共交通機関での機動性を高めるためです。小さい方のスーツケースは主にPCなど仕事道具になりますが、この辺り、普段使っているビジネスバッグやバックパックとの比較で好みが分かれそうです。
この小型のスーツケースは、飛行機内ではタテに長いタイプの方が良いです。なぜなら、飛行機のサイズによっては通路が狭くて通りづらい。。。<横型スーツケースの写真>
ぜひご参考に。
まとめ
スーツケースを選ぶ時にチェックしておきたいこと。まずは。。
✔︎ 海外出張の目的でサイズが決まる
✔︎ ハードタイプは耐久性、ソフトタイプは伸縮性が良い
✔︎ 着替えは滞在箇所が多いほど、少なめに抑えるのがコツ
✔︎ 移動が多い出張には機動性を高め動きやすくする
✔︎ 持ち込み手荷物の制限は事前に調べておく
などのようなことをチェックしながら、あなたに合ったスーツケースを選んでみてください。
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