こんにちは。営業課長の上田です。
海外に行くと、欧米での飛行機での移動は、出張には欠かせない乗り物です。しかし、飛行機に限らず、乗り物全般に言えることですが、日本に比べると、時間にはルーズと言わざるを得ません。
今回のお話は、JALカードに付帯している、グローバルステータスに対する対応に助けられたお話です。
遅れたフライト
先日、2週間のヨーロッパ出張でのこと。出張も最終日、最後はイギリスのお客様にお会いして、その後、乗り継ぎでドイツのフランクフルトから日本に帰国するというスケジュールでした。
イギリスからはBritish Airways(以下BA)の飛行機で14:45発の飛行機でフランクフルトに17:30着。19:20発のJAL成田行きへの乗り継ぎは、2時間でギリギリという強行スケジュールでした。
ただでさえ、2時間ギリギリの乗り継ぎスケジュールでしたので、BA便に乗る時にも少しヒヤヒヤしていたのですが、結果的にストームに会い、予定時刻にフランクフルトには着かないことが確定してしまいました。
どうする?!帰国便
どうあがいても、すでに乗り継ぎ便はフランクフルトには着きません。その時は、どうしたら良いか、途方にくれました。その、乗り継ぎ便は、飛ぶには飛びましたので、向かってはいるのですが、間に合わないことは分かっています。
しかし、どうすることもできないので、まずは飛行機のBAスタッフに聞いてみました。
「Can you arrange something for me?」
(私のために何かアレンジできることってありますか?)
すると、BAのキャビンアテンダントは、
「It is out of control. Could you please talk to ground BA staff.」
(私は何もできない。ついたらBAの地上係員に聞いてみて)
と言われました。
その後、最終的に近くの別の空港に着陸し、しばらく待たされた後、飛行機を降りる時に遅延証明みたいな紙(定型文)をもらいました。
それには、
「BAは、自然災害で遅れたのは真摯に受け止め、旅行スケジュールには甚大な影響を与えたが、それについてはお詫びのしようがない。」
「イギリスの行きたい空港(今回の場合は、フランクフルトの空港に置き換えて解釈される)に最大50ポンドまでをBAが負担することを保証します」
と書いてありました。
グローバルメンバー専用デスク
自然災害の場合、BAは、渡航遅延により影響の出た、ほとんどの個人的な損害の保証をしないようです。では、どのように対処したら良いのでしょう???
往復で約24万円のフライトチケット。
会社負担の出張なれど、片道チケットだけを再度購入したら、10万円以上はするのは間違いないと分かっていました。
この場合、
「海外旅行保険は効かないのか?」
とも思い、カード会社(この時はAMEX)に電話をかけて聞いてみました。すると、
「この(コーポレート)カードでは保証の対象外です」
と言われてしまいました。
また、チケットを購入したHISの24時間サポートデスクにも電話しましたが、電話かロサンゼルスに転送され、
「航空会社と話してみないと、対処のしようがありません」
と言われてしまいました。
最後に、私はJALのグローバルメンバー(JGC)なので、そちらのサポートデスクに電話してみることにしました。
サポートデスクは日本時間の、朝9時から開業でしたので、仕方なく、現地で宿を取り、デスクが開くのを(電話がつながるのを)、夜中じゅう待っていました。
なかなか繋がらないサポートデスク、しかし。。。
しかし、こういった時ほど、なかなか電話はつながりません。
結局、ホテルにチェックインした3時間後。サポートデスクが開いてから1時間後にようやくつながり、話をすることができました。
サポートデスクにそれまでの経緯、事情を話しお願いをしたところ、翌日フライトの空き席に振り替えてくれることをご了承いただけたのです!
すごく、安心しました!!!
ただでさえ、フライトに乗り逃し、日本に帰れるか不安の中、夜中まで起きていた心労もあたので、とても安心しました。
「今回は、座席も開いており、事情も特別な上にBAから遅延証明書も発行されていることから、特別ながら、フライトの差し替えをさせていただきます」とのこと。
グローバルメンバーのステータスで、この時は
「本当に助かったぁ!!!」
と思わされました。
グローバルメンバーになるには、最低、その前の年の年間フライトで、フライオン・マイル(JAL便で取得する正規マイル)で50,000マイルを取得し、サファイアステイタスが得られ、JALカード年会費を払い取得します。
そうしますとJGCの専用デスクの専用ダイヤル番号を取得し、今回のような相談ができるようになるのです。
また、JALカードはショッピングマイルも貯めやすく、また、あらかじめ、ショッピングマイルを2倍貯まるように登録しておけば、普段の光熱費引き落としなどでも、マイルがたまっていきます。
都度キャンペーンも企画され、フライトに乗る機会がある方は、ボーナスマイルがつく機会もすごく多くあります。
例えば、先日もメルマガで下記のようなキャンペーンが通知されて来て、
【対象のお客さま限定】2016年春夏 JAL国際線 フライト限定 NARITAサンクスキャンペーン
通常、成田→フランクフルトのマイルが、7,410マイルに対して、更に同ポイントのマイル7,410マイルが付き、合わせて14,820マイルがもらえました!!
これは、もう単純に嬉しいです!
海外出張に多く行かれる方やその可能性がある方は、やはりマイルが貯まりやすくとてもお得なのではないでしょうか?
カードは、普段使いから集中して使うようにすると、年間の貯蓄マイルが10万マイルを超えることもありますので、ちょっとした海外旅行も、マイルで行けちゃうチャンスも!!
出張の帰り便などでは、マイルでワンランク上の座席にアップグレードできたりして、とても楽チンな出張も演出できたりします。
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