パリのホテルでの災難…？？！

2017年9月30日

確かに、パリでは多い感じがします。昼間、ビル工事は結構やっていて、ホテルの部屋にいると本当に居た堪れなくなるほどです。ヨーロッパは建物自体が古いものをそのまま使っていますので、特に内装工事などは多いのでしょう。

なんとも間の悪いお話しですが・・・ご愁傷様です。

バタバタでパリへ出発

仕事でフランスのパリに出張に行った時のことです。
当時は３０歳でまだまだ体力はたっぷり備わっていましたので、多少寝不足でハードな海外出張でも、集中力で万事うまくこなせる自信がありました。

というのも、当時はとにかく忙しくて、そして通常の業務でも、決まった時間での仕事ではなくて、朝も夜も関係なくスケジュールがたてこむでいたのです。
日常の業務をこなしながら、海外出張の準備もして、出発の日もあっという間にくるという感じで、パリ行のフライトに乗りました。

眠らない状態から疲れが溜まっていき・・・

日本からフランスへのフライトでは、そんなに時差ボケは起こりません。
でも、日常的に寝不足の状態なので、飛行機の中でも睡眠をとりたいところ…でしたが、久しぶりのフランス行きで、機内でも映画を見たり、いろいろと滞在時のスケジュールを立てたりと、睡眠はあまりとれなく、身体に疲れが行きがけから溜まっていきました。

海外出張での滞在費、いわゆるホテル代などは、あとで請求できるのですが、そんなにホテルにこだわりがないし、贅沢をしに行くわけではないので、場所の便利なチェーンのビジネスホテルを予約していました。その方が気楽ですし、不便な事はまったくありませんから。

しかし当時、パリによく旅をしていた私は、観光旅行の場合は、パリのカルチェラタンあたりの、安いプチホテルに泊まっていました。その方が、素朴なパリの裏道がよくわかったり、古いプチホテルの屋根裏部屋から、とっても素敵なパリの屋根エッフェルト塔の先だけ見えたりと、安旅ならではの体験や発見ができたからでした。
でも、この時は仕事の出張なので、パソコンも持参しているし、インターネット環境やセキュリティ完備が重要なので、間違いのないチェーンの中堅ビジネスホテルにしたのです。

滞在した部屋は質素だけと、ちょうど良い清潔な部屋でしたので、初日はベッドでゆっくり休みました。

上手く繋がってくれないパソコンのために

でも、翌朝、なかなか疲れが取れなくて、日ごろの仕事疲れや出張の緊張なども出たのでしょうか、
２日目には打合せアポイント等は入れていなかったので、とりあえず午前中は少し睡眠をとろうと思うくらい疲労していました。

そこで寝る前に、日本とのメールのやりとりをしなきゃと思い、パソコンを出して、ラインでつなげたのですが、うまく繋がりません。

当時、私のパソコンにはWiFiはなかったので、ラインでつながらないのは困ってしまい、フロントに尋ねたのですが、どうも調子が悪いようだということしかわからず、結局使えませんでした。
ロビーなどに降りていけばパソコンは使えたかもしれませんでしたが、とにかく具合が悪くなってきてしまい、だめだ、部屋から出れない…と思い、挫折して、諦めて、しばらく休むことにしました。