前に日からバスチケットを買って準備万端、ところが・・・
38歳会社員です。2年前に仕事で休みを取って1ヶ月ほどモロッコに旅行に行った時の話です。観光で行きました。
成田からドバイ経由でモロッコの首都カサブランカに入り、そこからシャウエン、フェズ、メルズーガ、マラケシュと移動する計画を立てていました。
フェズまで行き、次はメルズーガという街まで移動するべく、前日にバスのチケットを買って準備をしていました。
メルズーガはサハラ砂漠の入り口にある街で、そこからラクダに乗って1泊2日の砂漠ツアーに行くのが前々からの夢で、このモロッコの旅でも1番楽しみにしていたところでした。
このメルズーガという街には、モロッコ人の男性と結婚した日本人の女性が運営しているツアー会社があって、よく日本人旅行者も利用して安心と聞いたので、私もインターネットを通じてその会社に砂漠ツアーの申し込みをしました。
大雨のあとでバスが来ない
あとは、行くだけとフェズの宿をチェックアウトしてバスターミナルまで歩いて、さてバスに乗り込むかと思ったら肝心のバスがまだ来ていません。
どうしたことかとスタッフに聞くと
「数日前に降った大雨で道路が通行止めになってるから今日はバスが出ない」
と言われました。
もう既に泊まってた宿はチェックアウトしてしまって戻れないし、それよりもメルズーガのツアーに申し込んでしまったので、今日なんとしてもバスに乗って行くしかありませんでした。
バスのスタッフになんとかメルズーガまで行きたいと言うと、
「途中までは行くのでそこからはローカルバスかタクシーを使って自分で行ってくれ」
と言われたので、とりあえず途中まででいいから乗せてもらうことにしました。
そしてバスに乗って進むこと約2時間、
「着いたぞ」
と言われ降りたところは街灯もない真っ暗な道端で、街の名前を聞いても聞いたこともない場所で、ここからどうやってメルズーガに行ったらいいのかも全然分かりませんでした。
食堂にいたおじさんの車でメルズーガへ
少し歩くとまだ営業している食堂があったので、どうにかしてメルズーガの街まで行くことは出来ないか尋ねると、
「もうそっち方面のバスはないよ」
との答えでした。
困っているとご飯を食べてた1人のおじさんが
「俺は車を持ってるからメルズーガまで送ってやってもいいよ」
と言ってくれるではないですか。
知らない外国人に付いていくのは心配でしたが、なんとしても行きたかったのでそのままお願いしました。
そしておじさんの車で1時間ほど走り無事メルズーガに着くことが出来、申し込んでいたツアーにも間に合いました。
もしこの親切なおじさんがいなかったら砂漠のツアーは行けなかったかもしれないので、最後まで諦めず本当に良かったです。
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