初めて行った場所ならば、地図を広げて迷っていても仕方がないですが、警戒心が薄れてしまいがちです。そういったスキをついて狙っている悪い奴は必ずいるものです。
くれぐれも気を付けましょう。
ロンドンでの自由行動
私は25歳の子持ちの主婦です。
専門学生時代、服飾の専門学校に通っていたのでファッションショーを見学するために研修旅行として一週間イギリスのロンドンに行きました。ファッションショーが開催される日以外は自由に友達とグループを組んで観光ができたので友達3人でグループを組んで観光に行くことにしました。
その日は3人ともが好きな洋服のブランドの本店に行こうということになり、宿泊していたホテルから一番近い駅の電車を利用して目的地まで向かうことにしました。駅に向かう途中、大勢の人が駅から折り返して歩いてきたので
「おかしいな?!」
と思っていたら、駅に張り紙がしてありロープが引かれていたのです。
海外の電車は時間通りに来ないことが多いということは聞いていたのですが、その日乗ろうと思っていた電車は、時間通り来ないどころか天候も悪くなかったのに終日運転休止となっていたのです。
日本では考えられない出来事に
「そんなことがあるのか!?」
とびっくりしました。
街中で地図を広げて・・・
私たちは目的地までの行き方をその電車でしか調べておらずとても困りました。学生ということもあり十分な予算もなかったのでタクシーに乗るという選択肢もありませんでした。なのでとても焦り町中で大きな地図を拡げて、他の線の電車やバスと徒歩での行き方を調べていました。
すると横に一台の車が止まり若い運転手が私たちに声をかけてきたのです。英語をよく理解していない私たちにはその人が言っていることが全く分からなかったのですが、私たちが地図を広げているので親切に道を教えてくれるのかな?と思い、その車に近づこうとしました。
助けてくれた英国紳士
すると後ろからハットをかぶり杖をついた絵に描いたような英国紳士が
「NONONO!」
と言って私たちと車の間に割って入ってきたのです。するとその車はなにも言わずすごいスピードで発進し去って行きました。
おそらく私たちが大きな地図を広げてきょろきょろしていたので、その車の運転手は何も解っていない観光客だと思い、悪さをしてやろうと近づいてきたのだと思います。そしてその英国紳士は私たちに笑顔で話しかけてきて、拙い英語を真剣に聞いてくれてジェスチャーを交えながら目的地への行き方を教えてくれました。
もしその人が間に入ってくれていなかったらと思うととても怖かったです。海外に観光に行ったらいろんなパターンの目的地の行き方を前もって調べておき、できれば迷ったりした時のために、緊急用の予算もしっかり持っていくことが必要だと感じました。
そして、日本に比べてスリなども多いようなのであまりきょろきょろしすぎず、堂々と歩くようにした方がいいと思いました。
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