出張で不具合対応のため客先にカンズメ・・・「治るまで帰るな!!」とは、言われ無いまでも、なんとか目処がつくまでは帰れ無い雰囲気があるというのは分かります。
エンジニアの方ですと、現地での立ち回りは、なかなか一人では慣れて無いというケースも多くあり、お客様に勧められるがまま、なんていうケースもありそうですね。
不具合対応でアメリカ出張へ
私は現在45歳の男性ですが、20年くらい昔の話になりますがアメリカへ出張中にえらい目にあってしまいました。
当時、あるコンピューター通信関連の大手企業に勤めており、ソフトウェア開発の仕事をしていました。私が手掛けた製品はアメリカにも輸出されていたのですが、私が作ったソフトウェアに不具合、いわゆるバグが発生してしまいました。
大至急、原因を突き止めてバグを修正しましたが、マーケット調査も兼ねてアメリカへソフトウェアの交換の出張に行くことになりました。
ランチについて行ったは良いものの・・・
サンフランシスコで私を出迎えてくれたのは、現地法人のアメリカ人営業マンでしたが、日本語は全く話せません。
しかし、私はその頃社内の語学訓練制度で仕事の後に英語を習っており、多少の自信はあったのでなんとかなるだろうと思っていました。
そしてその時にソフトウェア交換のため、ある企業に出向きました。そしてそこで、出迎えてくれたアメリカ人エンジニア達4~5人から、
「これからランチだから一緒にどうだ」
と誘われてついて行ったときのこと、そこで、昼間からビールをグイグイ飲まされてしまいました。その後、ほろ酔い加減で仕事にとりかかったのですが、何事もなく正常に動作してくれてホッとしました。
ホッとしたのもつかの間、突然のトラブル発生!!
ところが、タイミングがいいのか悪いのか、その会社の別の部署で別のトラブルが発生したという連絡が入り、車で2時間ほど離れたオフィスへ半強制的に連れていかれました。
ほろ酔い加減など吹っ飛んで色々調査したり、可能性を考えたりとてんてこ舞いでした。
夕方になってホテルに入ったのですが、夕食もそこそこにプログラム作りを始めました。
実はこんなこともあるかも知れないと思って、ラップトップコンピューターという、ノートパソコンなんかよりずっと重くて大きいコンピューターを持って来ていました。
あらゆる可能性を考えて数本のプログラムを徹夜で作ったのですが、次の日テストしたらどれも正常に動いてくれず、色々解析をしたあともう一晩ホテルでカンヅメ状態でプログラムを作りました。
そしてまた次の日、ソフトウェアを交換してみたらなんとか正常に動作してくれて本当にホッとしました。
エンジニアとは上手くいったのに・・・
その後、現地法人の営業マンと一週間にわたりアメリカ各地の企業を訪問しましたが、現地のエンジニアとは、比較的英語でのコミュニケーションは上手くとれました。
しかし一方で、ホテルのメイドさんとか、レストランのウェイトレスなどと話をしてみても、何を言っているのか全く聞き取ることも出来ず、こっちの話も通じないようでとても落ち込んでしまいました。
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