英語、言葉に関すること

英語が聞き取れない理由

海外出張の現地で打合せや会食などがあるとき、その現地の人と会話をしなければなりませんが、ふとしたとき、相手の言っていることが聞き取れないことって、結構ありますよね。

大抵は聞き直すか、周りの流れからある程度予測するものですが、どんなとき、そういった聞き取れないことが起こるのでしょう。

予想をしないことを言われたとき

例えば、話している相手から予想外や想定外なことを英語で言われたとき、戸惑います。

あえて、チーズはいらないと思い、ハンバーガーを注文したのに、注文後、
any cheese?
(チーズはいる?)

Do you want Onion?
(オニオンはいる?)

など。
アメリカでは、こういった個別のトッピングを受け付けるようで、普通にマックやバーキンで言われます。なので、日本で無いシステムを想定していなければ、言われたことを理解できない場合があります。

それに、わざわざ、チーズは要らないと思っているのに「チーズいる}と聞かれても、何の事をいっているのか戸惑います。

予想していない言い回しで言われたとき

ファーストフードで食べるとき、ここで食べますか?お持ち帰りにしますか?を聞かれる時、アメリカでは、

Here?  To go?
(ここで食べますか?持ち帰りますか?

となります。
To goなどは、学校では習いませんので、実際に現地で使ってみないとなじみがありません。

ちなみに、イギリスだと
Take away?
(お持ち帰りですか?)

となり、同じ英語なのに、違った言い回しをします。
他にも、違った言い回しのものは、アメリカとイギリスでありますし、他の英語圏でもありますので、それぞれの地域による言い回しには気をつけましょう。

慣れてきますと、比較したりして面白いですけれど。。。

予想していない発音で言われたとき

最後に、同じ英語でも、予想していない発音で言われた時は聞きとるのに苦労します。

例えば、イタリアで、IP(インターネット通信のこと)は「アイピー」とは発音せずに、「イピ」と言います。また、イタリア、フランスでは、Hotel(ホテル)を「オテル」と発音します。

イギリス英語では子音を飲み込むような感じでほとんど発生しないので、日本人のようなはっきりした発音とは異なり、聞き取りに苦労します。イタリア英語は巻き舌でリズミカルですが、インド英語あは抑揚に掛けるような気がします。

それぞれの英語に特長があるように、日本人の英語も特長があります。

いずれにしても、聞き取りが出来ない理由と言うのは色々あって、直ぐにスキル不足だと思う必要は無いと言うことです。分からないこと、聞き取れないことを素直に受け入れ、その場で聴き直す勇気が大切だと思います。

それが、実はコミュニケーションの始まりだと思うのですが、いかがでしょうか。

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