こんにちは。課長の上田です。
海外出張での通信手段の確保には色々ありますが、今回は、海外出張上級者で、現地でプリペイドSIMを調達できる方に向け、事前に入手できるSIMフリー携帯の入手法をまとめてみます。
1. SIMフリー携帯を入手するには
2. 白ロムってよく聞くけど何のこと?
3. どうせなら、普段使いの携帯を格安SIM携帯に
4. 格安SIMと本体を同時契約するとお得
5. 海外のプリペイドSIMの価格と仕様について
6. まとめ
SIMフリー携帯を入手するには
携帯のSIMを差し替えれば、いろんなキャリアで使える「SIMフリー携帯」
ちょっと前までは、高くて手に入らなかったりして、あんまり意識してませんでしたが、最近になって、海外出張で現地のキャリアで通信できるプリペイドSIMを差し替えて使いたいと思うようになってから、調べてみると、購入するものによって、かなり価格も手に入れやすいものが出てきたなぁと思いました。
どんなところで手に入れられるかと言うと、下記のようなところがあります。
などです。
それなりに設定は必要ですが、基本的に特定の通信キャリアに縛られることなく、お好きな通信キャリア、MVMOと契約したSIM、もしくはプリペイドSIMを挿せば使うことができます。
また、携帯メーカーサイトに動作するSIMタイプも掲載されていますので、そちらも参考に間違いのない購入を行なってください。
『MVMO』ってなに?
平たく言うと、大手3大通信キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)以外の携帯通信キャリアのこと。主なところに、楽天モバイル、Yモバイル、LINEモバイル、Biglobe(ビッグローブ)などがあります。
大手3大通信キャリアの回線を借りて事業展開していて、格安SIMとか言われている通信契約を販売しています。
白ロムってよく聞くけど何のこと?
白ロムとは、SIMロックを解除した、契約内容等がまだ反映されてない新しい携帯のこと。
この場合はSIMが入っていない真っさらなモノを指します。
SIMさえ挿せば使えますし、WiFi環境があれば、SIMが無くても電話機能以外はほとんど使えます。
こう言った機器をもう一台購入して、2台持ちにしたりする人もいるようです。
そして、これを持っていれば海外に出張に行くときに、現地でプリペイドSIMを購入し、安価に現地で通信手段を手に入れることができます。
ちなみに、私は自分プライペートのiphone SEをアップルストアで安く買い、海外出張では現地でプリペイドSIMを購入して差し替えて使用してます。
当然ですが、レンタルWiFiを使うのと違って、2台の機器に気を配る必要もなく、日本で使っているのと同じように使えるので、とても快適です。
現地でSIMを購入した時の詳しいレポートは、いろいろ記事にしていますので、よろしければ、下記をご参考にしてください。
<リンク>
どうせなら、普段使いの携帯を格安SIM携帯に
前述しましたが、私は自分のプライペート携帯でiphone SEを使っています。
元々iphone 派の私はiphone 3から愛用していますが、最新機種を追いかけず、一世代以上前の機器を購入するようにしています。
それは、最新機種だといろいろプログラムのバグなどあったり、不具合などが出ている事例を聞くからで、こなれた頃になんでも購入するのが良いと思うからです。
また、その頃には値段もそれなりに手頃になります。
このiphone SEはアップルストアで40,000円で購入しました。
単に端末だけ購入しても安かったのですが、格安SIMのビッグローブ(Biglobe)のキャンペーンで購入したので、更にSIM契約の時にあった、キャッシュバックで確か、15,000円ほど戻ってきたと記憶しています。
最新機種のiphone だと100,000円以上することもあると思うのですが、私にとってはとてもお買い得なストレスのない買い物でした。
格安SIMと本体を同時契約するとお得
実際に、私が契約したビッグローブ(Biglobe)での、現在(2020年1月現在)のホームページでは、iphone7をプロモーションしてました。
本体乗り換え(MNP)で番号も移管できますし、SIMの方も同時契約すると、初期費用や3ヶ月間の月額料金、またポイント還元なども付いてくるようです。
Biglobeのサイトで詳細を確認するには下記のリンクをクリック↓
家族でおトク【BIGLOBEモバイル】(1/29まで)
ちなみに、日本で使用している時の通話品質や電波の取り具合などは良好です。私の場合は基本的にドコモの回線を使う契約でSIMを購入しましたので、ドコモの電波が弱い地域では同じところで電波が弱くなりますが、概ね良好です。
また、Biglobeは会員専用でアプリがあり、常に契約の上限データ通信容量(私の場合3G)を超えないようにチェックできるよう、日々のデータ使用量を見る事ができ便利です。
海外のプリペイドSIMの価格と仕様について
さて、海外で利用する場合はとても簡単です。
ビッグローブの場合でiPhoneの場合でお話ししますが、空港などで購入した対応のSIMをiPhoneの側面にあるSIMスロットに入れ、ビッグローブのプロファイルを削除します。
設定>>一般>>プロファイル
で、インストールされているプロファイルを削除します。これが削除されてないと、海外でプリペイドSIMが使えません。
帰国した後の注意は?!
また、逆に帰国後はこのプロファイルを再インストールしないと元の契約で使えません。
Biglobeのプロファイルは下記のBiglobeのサイトからインストールできます。
帰国後、WiFiで通信できるところで、SIMを戻した後にプロファイルを再インストールする必要があります。
BIGLOBEモバイル iOS端末(iPhone/iPadなど)の接続設定方法(APN設定)↓
https://faq.support.biglobe.ne.jp/faq_detail.html?faq_id=11640
iphone 自体の通信設定は、
設定>>モバイル通信>>モバイルデータ通信をオン
にしておけば、データ通信ができるようになります。
また、音声通話付きのSIMを購入すれば通話はできますが、現地のプリペイドSIMでは番号が、SIMに付いている現地の番号になってしまいますので、日本の携帯の番号は使用できなくなります。
少なくとも、こちらから日本の番号で電話をかけることができなくなります。
この辺りは注意が必要です。
SIMに付属の番号を伝えれば、通話の受信はできますが、国際電話になるので相手が通話料を負担しなければならないので、それも少し問題があります。
そこで、オススメしたいのは、
NTTコミュニケーションズがサービスを行なっている、”Smart Talk”です。
これはスマホのアプリで使える、無料のIP電話です。
これをインストールして、このIP電話に日本の番号に着信した通話を転送すれば、現地のSIMでも日本の番号に受信した通話を受けることができます。
これは、出発前に転送設定しておかないといけません。現地からでは日本の番号にアクセスできないので。。
使えるIP電話アプリと携帯の転送設定
転送電話サービスの使い方(タイプD):「BIGLOBEモバイル」
私は、現在(2020年1月現在)この方法で、プライベート携帯を現地でストレスなく使用することができます。
料金的には、現地のプリペイドSIMは2,000円〜3,000円くらいからありますので、レンタルWiFiよりもかなりお得です。
さらに、容量も地域により異なりますが、例えばイギリスは20G/30日ととても充実しているので、通信容量の上限なども気にする必要はありません。
事業社サイトで詳細を確認するには下記のリンクをクリック↓
家族でおトク【BIGLOBEモバイル】(1/29まで)
まとめ
格安スマホ業者(MVMO)のショップやネットショップ
格安スマホ取次店、家電量販店
白ロムネットショップ
ブックオフ、ハードオフ、ゲオなどの中古白ロム販売店
iphone ならアップルストア
などがある。
一回、経験してしまうと、断然プリペイドSIMの方がストレスなく、安く利用できます。
大抵の空港ではSIMが売ってますので、到着後すぐ購入できますし、アメリカ向けSIMは私はアマゾンで事前に購入してから出かけます。まだ、利用したことのない方は絶対にポケットWiFIよりストレスなく使え感動すると思いますよ。
私がアメリカ向けにいつも事前にアマゾンで購入して使ってるSIMはこちら
期間別に選べて出費に無駄がありません。(下バナーはアマゾンサイトにリンクしてます)↓
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