みなさんこんにちは。
営業部長の上田です。
海外出張で、渡航先の空港に着いたとき、入国審査(イミグレーション)で英語の質問に応えるのって緊張しますよねー
ある程度パターンがあるのもわかり、それほどでもないんですが、やっぱり事前にどんなことを聞かれるかわかっていれば、心構えが違います。
入国審査では、その国にとって不利益な入国を制限することや未然に防ぐことが目的なので、なんとなく尋問されてる風ではありますが、落ち着いて堂々と応えるようにしましょう。
さて、大体、どんなことを聞かれるのか例を挙げてみましょう。
ご参考にしてみてください。
1. まずはHello!から
2. どこから来たのか?
3. 何のために入国するのか?
4. どこに、どれくらい滞在するのか?
5. どこに出国するのか?
6. まとめ
1. まずはHello!から
税関職員の前に立ったら、まずは挨拶をしましょう。
まあ、大概の税関職員方は、どこも無愛想ですが、一言、
「Hello!」
には、応じます。
これで、なんとなくですが、少し心に余裕ができるというものです。
ヨーロッパでは、フランス語圏で、
「bonjour!(ボンジュール)」
という時があります。
前の人がなんて言って近づいてるか、参考にすると良いと思います。
基本的に、フランス、スイス、などはフランス語です。
ドイツはドイツ語、オランダはオランダ語などあります。
全て、Helloで大丈夫ですが、余裕があったら、あらかじめ知っておいて、使ってみると面白いです。
2. どこから来たのか?
大体すぐに聞かれるのは、これです。
「Where do you come from?」
日本のパスポート見せて、時にはチケットまで挟んで見せてるのに、これ聞くぅ?!
っていつも思うのは私だけでしょうか?
きっとどこから入って、何して、いつ出て行くという、流れの質問定型なのでしょうね。
逆に、当たり前すぎて、初心者の頃、初めは戸惑いました。
3. 何のために入国するのか?
タイトルにもありますが、
「What’s your purpose of the visit?」
大体、必ず聞かれます。
他の質問が無くても、これは必ず聞かれますねー
昔は、ほとんどの国で入国審査カードがあり、それに質問事項に対する回答を書いたのですが、これだけは書く欄がありませんでした。
だからでしょうか?!
その入国審査カードの質問には、職業欄があり、doctorとかsalesとかかけたのですが、何のためにはなかったような気がします。
大体、
とか
などと答えます。
また、What do you do? とか、What is your occupation?
(あなたの職業は何ですか?)
と聞かれ、I am a sales.と答えると、
What do you sell?
(何のセールスですか?)
と追い討ちを掛けられます。
精密機器などを売っている場合、
equipment
と答えるのですが、この場合、細かくその機器のことを説明してもわからないので、大雑把に何のために使う機器かを説明すると更なる追い討ちは無くなります。
例えば、
などです。
4. どこに、どれくらい滞在するのか?
入国後の滞在場所を聞かれます。
大体、出張ですとホテルということになるので、ホテルの名前を覚えておくと良いでしょう。
Where do you stay?
よっぽどでない限り、細かく住所までは聞かれません。
コラム
ホテルを書き忘れて別室に
以前、アメリカの入国審査で、入国カードに必要な滞在先住所を、ホテルの住所がわからなかったので無記入で審査を受けようとしました。
ところが、すんなり行かず、別室に招かれ、明らかにするまで通してもらえませんでした。
その時は知らなかったのですが、ホテルの名前を記入しておけば、特に追求されることもなかったのに、書かなかったという事が問題だったようで苦労しました。
昔は言葉もままならなかったこともあり、自信がなかったのも災いして、不審者扱いだったのだと思います。
5. どこに出国するのか?
これはトランジットや帰国の際、に聞かれますが、稀に入国するときにも聞かれます。
ヨーロッパは、国がたくさんあり、2カ国以上にわたる出張だと、説明に苦労しますが、ざっと一連の移動予定を説明すればいいのです。
Where are you leaving for?
back to Japan
とか
Im out to Montreal.
などと答えます。
6. まとめ
大体、入国審査では、聞かれることは決まっています。
なるだけ、回答を準備して、落ち着いてはっきり答えるとスムーズに通り過ぎられると思います。
✔️ 入国審査で聞かれることは決まっている。
✔️ 入国から出国まで、どこから来てどこに帰るのかと何のために来たのかを聞かれる。
✔️ 回答はあらかじめ準備して自信を持って答える。
✔️ 始めにHELLO!で親しみをこめて。