みなさんこんにちは。
営業部長の上田です。
海外での通信手段は、最近専らプリペイドSIMです。
なんと言っても、コスパ良し、通信環境良し、通信制限全くなし!そして、カンタン設定。SIMを自分の携帯に入れ替えれば、そのまま使えてしまうのは、なんと言ってもストレスがありません。
さて、下記のような質問を知り合いから受けました。
『プリペイドSIMって電話番号はどうなるの?』
その知り合いは、今回初めて海外プリペイドSIMを使いたいとのこと。
では、解説していきますよ。
1. プリペイドSIMにはいろいろ種類がある
2. 通話付きかデータ転送のみか
3. たまには間違え電話がかかってくることも。。
4. IP電話アプリが便利
5. 出発前に転送設定
6. まとめ
1. プリペイドSIMにはいろいろ種類がある
プリペイドSIMと言っても、種類がいろいろあります。
出張の期間によって、最適なものを選ぶ必要があります。
その種類は、
で別れます。
2. 通話付きかデータ転送のみか
プリペードSIMを購入するとき、ここは選択肢があると悩みますが、実はどちらでも大丈夫です。
もし、どうしても、現地の通話用電話番号が欲しければ、通話付きを選ぶと良いですが、日本にいる人との通話やSNSで繋がっている仲間うちでの通話だけを気にすればいい状況であれば必要ありません。
日本からの着信、こちらからの発信は共にip電話かSNS(LINEなど)の通話機能を使うと、無料ですし便利です。
3. たまには間違え電話がかかってくることも。。
冒頭での疑問
「プリペイドSIMを海外で購入し使用したときの電話番号はどうなるの」
については、
となります。
最近は、日本にいても普通に携帯で会話する機会が減ったように思いますが、基本、「電話」なので、なんとなく通話機能が制限されてしまうことの不安を感じ得ませんね。
付帯されている電話番号は、現地での市外局番での番号なので、国際通話で使用しない限りそれほど料金はかかりません。ですので、現地での通話が必要な人が必要なのでしょう。
プリペイドSIMに付帯されている番号は使い回しの電話番号と思われます。
先日、ヨーロッパに行った時に通話付きプリペイドSIMを使っている際に、英語で着信がありました。全く身に覚えのない着信番号でもありましたので、不安ながら出てみると。。。
間違え電話でした。
おそらく、前にプリペイドSIMに割り当てられていたものなどが使い回されているのか?!などと思いました。さだかではありませんが。
私の場合は、特にこのSIMに付帯されている通話機能は重視していません。
しかし、ショートメッセージを利用するケースは、この通話機能が必要です。通話機能がついてないとショートメッセージが使えません。
ただ、今やSNS時代なので、これもそれほど多くは使いませんが、予備の通信手段として、「あってもいいかなー」程度に思います。
4. IP電話アプリが便利
通話機能として、便利なのは無料の「IP電話」アプリ+携帯の転送機能です。
私は、国内ではBIGLOBEモバイルの格安SIMを使っています。携帯は一緒に購入したiPhoneSEのSIMフリー版です。アップルストアで購入しましたが、SIMと同時購入の際、割引もあり40,000円で購入しました。
BIGLOBEモバイルの転送サービスと「IP電話」の代表格、Smart Talkを組み合わせて、無料で日本からの着信を海外で受けるのです。これで、SIMに付帯される通話機能はいりません。
こちらからの発信は、日本への発信は一律8円/分かかりますが、こちらからであれば、他の通信手段を選んでも良いでしょう。日本からの着信については、今、日本で使用している電話番号から転送をかけ、転送先がIP電話になるわけですから無料です。
詳しいことを知りたい方は下記のリンク先を参照すれば簡単に理解できます。
Smart Talkの始め方
https://ip-phone-smart.jp/column/how_to_smartalk/
Smart Talkを 詳しく知りたい、海外での使い方
https://ip-phone-smart.jp/column/international_detail/
5. 出発前に転送設定
BIGLOBEモバイルの着信転送設定については、タイプDとタイプAによって設定が異なります。
タイプDとはドコモの回線を使った格安SIM
タイプAとはAuの回線を使った格安SIM
のことです。
それぞれの契約に応じて、転送設定を行うようになります。
転送電話サービスの使い方(タイプD)
https://faq.support.biglobe.ne.jp/faq_detail.html?faq_id=11376#suMiniEnquete
転送電話サービス(着信転送サービス)の使い方(タイプA)
https://faq.support.biglobe.ne.jp/faq_detail.html?faq_id=11390
この転送設定は日本の国内にいるうちに行う必要があります。
なぜかというと、日本で使用しているSIMが刺さっている時に設定を行う必要があるからです。
私は以前、海外出張の際に現地に着いてから、全ての設定をしようと思い、この転送設定を行おうとしましたが、できませんでした。。。悲
くれぐれも気をつけてください。
ちょっとワンポイント
私はちなみに、転送設定をいちいち帰国した際に戻すことをしていません。
面倒臭いというのが一番の理由ですが、特に日本に居る間に戻す必要もありませんので。
たまに通話着信をすると、すぐにIP電話の番号に転送するように設定してあるので、着信が連続して2回あったように携帯が反応します。
私の場合、ほとんど車のディーラーや通信事業者の売り込み電話の着信が多いので、問題ありませんが。。
6. まとめ
ここまでのことを以下にまとめてみましたので参考にしてみてください。
✔️ 現地プリペイドSIMは通話付き、なしどちらでも問題ない
✔️ 通話つきSIMは現地番号が使える。たまに間違え電話が来ることも。。
✔️ 日本からの着信はIP電話+転送で受けるのが無料で便利
✔️ 日本に居る間も設定を買えなくても大きな問題はない
海外に居る間は、携帯はあなたの命綱。
ぜひ、快適で、低価格な環境を構築して、ストレスのない出張をされることを願っています。