スリには要注意！スマホは実は貴重品！！

海外でのスリは本当に多いと聞きます。普段より警戒して、バッグは前に抱えるなどして、対策をすることが大事です。特に公共交通機関を使用するときや人の集まるようなイベント会場、地下道などは要注意です。

写真をとるためにスマホを持ち歩いていました

25歳会社員です。

大学時代に行ったノルウェーの旅行で、スマホを盗られるというスリに遭いました。

そのときは、初めての海外旅行で浮足立っていました。公共Wifiがどのくらいあるのかわからなかったので連絡ツールとしての使用予定はありませんでしたが、写真を撮るために携帯するつもりでした。

カメラも別途で持っていましたが取り込みに時間がかかるため、帰ってすぐSNSにアップしたり、待受け画面に設定したり、友人へ共有するためにスマホでの写真は便利だったからです。

現地に到着し、ホテルへ。。。思いがけずホテルにFreeWifiがあったので、1日目に撮った写真を早速SNSにアップしました。時差はありましたが、家族や友人とも連絡をとることが出来たので充実した旅行に期待を膨らませました。

そして2日目。。。移動のために混雑したバスに乗り、綺麗な街並みをのんびり眺めていました。そこで写真を撮るのはマナー的にどうかと思ったので、眺めるだけに留めていました。

長距離移動のバスで、隣に座る人は立ち代り入れ替わり。。。

周囲の乗客よりも長距離の移動だったため、隣に座る人は次々と入れ替わります。中には移民系の方や、アジア系の方もいました。

バスを降りて、目的地の公園へと到着しました。ヴィ―ゲラン公園という彫像の立ち並ぶ公園です。美しい景観と彫像に圧倒されながら、カメラのシャッターを切っていました。それからスマホでも撮ろうとしたのですが、ポケットに入れていたはずのスマホがない……。

バッグの中や、他のポケットも探しましたが一向に見つからない。すこし焦燥感はありましたが

「ホテルに忘れたんだろう」

と思い、帰ってから探すことにしました。

ホテルに戻ってバッグの中身をすべて開けて、部屋の隅から隅まで捜索。やはりどこにもスマホはありませんでした。

1日の行動を思い返すと、おそらくバスの中でスリに遭ったのだろうと結論付けました。
混雑していたし、隣にいた人も入れ替わり立ち代わり……どのタイミングかはわかりませんが、街並みを眺めている間に盗られてしまったのだと思います。

スマホは実は貴重品だということ

ひとまず友人のスマホを借りて、親へ連絡をとり、電話やモバイルデータ通信が出来ないよう止めてもらいました。

親はかなり心配していたため、その後も連絡を取る手段がないか探したところ、街にある観光情報局のようなところでPCを自由に使えることに気付きました。日本語入力は出来ませんでしたが、フリーメールにアクセスし、送信することが出来ました。

1日1回はそちらへ寄って、連絡を毎日とっていました（笑）

あとから知った情報ですが、日本のスマホは高値で取引されるようです。
よくよく考えてみれば、通信料込みのプランがあるとはいえ、単品では数万円もする代物なので、当然なのですが……。

特に日本人はスマホが貴重品という意識が低いので、私のように無防備にポケットに入れていたり、スマホでレストランの場所取りをしたりすることがあると思います。今後は海外に行かれた際は、スマホは貴重品という意識を持って、気を付けたいと思います。