海外に行くと、日本の交通機関が「クレージー」なのに気付かされます。都内では山手線が5分おきにきっちりきたり、通勤電車の遅れは3分遅れれば平謝りです。
特に、旅行で行っている海外からの渡航者には情報提供はきっちりやってほしいものです。
ケーブルカーのデッキに立ちたい!
45歳会社員です。数年前に夫と観光でサンフランシスコに行きました。色々見て回りたいところ、食べたい店はありましたが、一番の目的は名物のケーブルカーに乗ることでした。
ガイドブックにも必ず載っていますが、あのケーブルカーのデッキに立って乗ってみたかったのです。日本では外側のデッキに立って電車に乗ることなんてできませんから。
早速、夫と2人でフィッシャーマンズワーフまでケーブルカーで出かけることにしました。
しかし残念ながら、行きはデッキがいっぱいになってしまい、立って乗ることが出来ず、座って乗ることになってしまいました。たしかに開放感もあって中に座って乗るのも快適でしたが、そのときはどうしても立って乗りたかったのです。
まあ帰りは絶対にデッキに立って乗ろうと決意して、とりあえずはフィッシャーマンズワーフで買い物やらショッピングを楽しみました。
観光客でいっぱいのケーブルカー乗り場
さあて、帰りです。ケーブルカー乗り場はさすがに観光客でいっぱいです。それでもこれが最大の目的なのですから、長い列に並びケーブルカーを待つことにしました。
しかし、いつまでたってもケーブルカーがやってきません。10分、20分たち、どうやらなんらかのトラブルがあったようだと気づきました。周りの観光客もザワザワし始めました。
スタッフの男性が何人かいて、最初のうちは色々連絡をとったりしていたのですが、そのうちに建物の陰に座って談笑をはじました。並んでいる客への説明やアナウンスは一切ありません。
数人の観光客がスタッフのところに行き事情を聞いていましたが、私達は2人ともそんな英語力はありませんでしたから、戻ってきた観光客が話す言葉を盗み聞きして状況を確認します。
なんとか聞き取った単語から推測するに、どこかで車両のトラブルがあって全線でケーブルカーがストップしており、復旧にはどれだけかかるかわからないというような内容でした。
営業がストップしているのに何の説明もなく、客は炎天下の日向に立ちっぱなし、自分たちは日陰で座って談笑…
運行が3分遅れただけでアナウンスが入る日本から来た人間からしたら、まったくもって信じられない話です。待つのはいいからせめて状況説明しろよ、と。。。思いました。たぶん、私達に英語力があってスタッフに詰め寄ったところで、何の解決策も満足のいく説明も得られなかったでしょう。ただ、ひたすら待つしかありませんでした。
やっと乗れたケーブルカーのデッキ
それでもケーブルカーに立って乗らないうちは帰れません。
しかたなくいつ来るかもわからないケーブルカーを待ちました。周りの観光客の中には暑さのせいかしゃがみこむ人たちもいました。私も持っていた水がなくなり、追加で買いに行ったり、大き目のタオルを日よけにするために購入したりして夫と待ち続けました。
たっぷり1時間以上たって、やっとケーブルカーがやってきました。そこからさらに順番が来るまで30分以上、なんとかデッキに乗ることができました。辛抱強く待ったことへの神様からのご褒美でしょうか?!
やっと乗れたケーブルカーのデッキは快適でした。炎天下で待ったため熱くなった身体に、ケーブルカーの作る風は本当に心地よかったです。
スポンサーリンク
ちょっと気になる特集記事一覧
海外でのいざという時のために参考になる記事をピックアップしました
レンタルWiFiはケチりません
レンタルWiFiの海外での設定で気をつけたいこと 気づかぬうちに容量オーバーに?!
海外むけレンタルWiFi 2018春キャンペーンをまとめました
【レンタルWiFiレビュー記事】ワイホーを実際にレンタルして使ってみた
最安値!海外旅行向けレンタルWiFi比較2018春版!!一番安いおすすめ料金プランを徹底比較
羽田空港でレンタルできる海外向けWiFiルーターは?