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海外旅行保険は本当に必要なのか?

上田さん3こんにちは。海外営業部の上田です。

成田空港や羽田空港の税関を過ぎると、すぐに海外旅行保険の自動契約機を目にします。しかし、実は私は一度も契約をしたことがありません。なぜなら、所持しているクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているからです。

しかし、そうは言っていても、一度もその詳細を調べたことはなく、本当にこれで十分なのか?!と思いましたので、一度調べてみようと思いました。そして、今回調べたことを記事にまとめてみましたので、ご参考にしていただければと思います。

海外旅行保険にはどんなものがあるのか?

上田さん 考える不測の事態が起きそうな海外旅行ですが、不測だからこそ、保険に入りたいと思うものです。では、どういった「不測の事態」があり得るのか? 保険の種類について考えてみましょう。

 1. 渡航先で自分が病気やケガにかかった時に掛かる治療費(傷害保険)
 2. 渡航先で他人にケガをさせたり、物を損壊させたときの賠償(損害賠償)
 3. 自分で旅行に持って行ったものの破損・盗難など(盗難補償)
 4. 飛行機のスケジュール遅延、欠航でキャンセルになった宿泊費など
(航空機遅延)
 5. 預けた荷物が紛失、行方不明になった(手荷物遅延)
 6. 日本での緊急事態(家族が危篤等)のため、緊急帰国のための費用
(緊急帰国費用)
 7. 現地での災害に巻き込まれる等(救援者費用)
 8. ケガや疾病などで死亡に至った場合の補償(障害死亡、疾病死亡)

などが挙げられます。


そして、上記のような事態に補償をしてくれる保険が、「海外旅行保険」ということになります。

保険の種類ー申し込み形態のいろいろー

cardよく、クレジットカードに付帯サービスとして海外旅行保険サービスが付いているというのを聞いたことはありますか?
大抵、クレジットカードを持っていると、付帯してくるサービスで、クレジットカード会社と保険会社が提携して、最低限の補償をカード年会費の中のサービスとして「無料で」つけているものです。

お手元にあるカードの契約内容を確認してみると、あなたのお手元のカードや会社で支給されているコーポレートカードにもそのようなサービスが付いているかもしれませんので、確認してみてください。

ちなみに、私のカードは、調べてみましたらこんな契約内容でした。

傷害死亡・後遺傷害 最高1,000万円
傷害治療費300万円(1回の事故の限度額)
疾病治療費300万円(1回の疾病の限度額)
賠償責任(免責なし) 2000万円(1回の事故の限度額)
救援者費用 100万円(1回の旅行・保険期間中の限度額)

これらの補償内容が、自分の出張旅行に対して十分であるかはわかりません。また、どの項目に不安を持つかは人それぞれですし、会社が補償してくれるものもあると思いますので、それは会社の規定をご確認していただくことをお勧めします。

本題に戻りますと、それぞれの申し込み形態で、最近では下記の物が一般的にあります。

1. インターネットで申し込み
インターネットで検索をかけると、たくさんの海外旅行用保険の比較サイトや商品を見つけることができます。その中から、「これだ!」という物を探し出せれば、事前に契約を済ませておくのが一番いいのです。

しかし、大抵の場合、比較サイトで見ても、どれが本当に必要なのか?どれが十分なのか?
を自分の場合に照らし合わせて考えにくい場合がほとんどです。

価格.comや海外旅行保険の比較サイトで提案されている保険商品は参考になるかと思います。

2. クレジットカードに付帯
この項目の冒頭で挙げられているものが一例です。
カードによって、付帯している保険が「自動付帯」であるかは重要です。旅行代金をカードを使用し支払いがないと保険が適用されない「利用付帯」の場合があるので注意が必要です。

また、適用される保険金額については、死亡保険以外はカードの枚数ごとに合算されますので、契約金額を加算して覚えておくと良いと思います。

3. 空港で申し込み
AIUであれば、成田、羽田の両方で自動販売機が設置されています。直前まで日程がわからない場合や契約している余裕がなかった場合など、飛行機に乗る直前まで、インターネットで契約する内容と同じものが契約できます。

海外旅行保険の申し込みはこちら -AIU保険-

普通の生命保険や医療保険との違いは?

基本的に、海外で起きる不測の事態に備えるという意味で少し違います。上記したことが挙げられるのですが、まさに、普段入っている生命保険や医療保険でも、海外で費用請求することのできる物もあります。

しかし、それも一部の保険契約の中に付帯しているかを確認してみる必要があります。なぜならば、例えば、医療費など、海外と国内で価格費用を比較してみると、渡航する地域によっては比べ物にならないくらい高くつく場合があるのです。

例えば、救急車などは、日本国内では、無料で救急診療で使えますが、海外は呼んだだけで有料です。また、当然のことながら、日本国内でかけている健康保険は聞きませんので、医療費としてはモロにかかってきてしまいます。

入院費となると、思ってもいない莫大な物になってしまう可能性があるのです。

何が本当に「無ければ大変!」なのかを考えてみる

例えば、数十万円ほどの高価なカメラの盗難と数千万円の医療費。

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比べるまでもなく、医療費は一気に払えるかと言っても払えませんよね?保険とはこう言った不測の、不可能であろう支出に備えてかけるべきもので、むしろ数万、数十万円の盗難などのために、数千円の掛け捨て保険をかけるのは馬鹿馬鹿しいと思いませんか?

同じレベルで考えると、数千万円、数億円と上限の読めない補償は、冒頭に挙げた「不測の事態」の中でも、挙げられるものは・・・

治療費用
賠償責任
救援者費用

ということになるかと思います。

海外旅行の保険は、旅行会社経由で入るべきか?!

また、これも考え方ですが、いくら掛け金の安い保険会社の保険があったとしても、自分で探して直接入った保険に関しては、事故や病気になった場合、自分で保険金の申請をしなくてはなりません。

一方で、HISやJTBなどの旅行会社を経由して、渡航チケットと一緒に入った保険については、旅行会社の方でもサポートをしてくれるので、手間が省けるというメリットがあります。どちらが良いとは一概には言えませんが、ご自分の海外でのスキルや周りに頼りになる方がいるかで、そのあたりも判断材料にされると良いかと思います。

まとめ

以上、海外出張での保険の選び方について気をつけることを述べてきましたが、まとめますと、

海外出張での保険の選び方について気をつけることとは?!

海外旅行保険にはどんなものがあるのか?をしっかりと見極め、
保険の種類にも、申し込み形態がいろいろあるということも理解します。
普通の生命保険や医療保険とは違い、
海外旅行保険は、現地の状況に即したものであるので、
何が、自分にとって本当に「無ければ大変!」なのかを考えてみるが重要です。
そして、自分のスキルや周りに頼れる人がいるかによって、
海外旅行の保険は、旅行会社経由で入るべきか?!
検討する必要があるでしょう。

海外出張での保険選びのアドバイス

最後に、現地に行って本当の「非常事態で」頼れるのは保険だけです。普段日本で守られている状況は無いと心得て、不足な事態を想定して、海外旅行保険は選んでいきましょう。

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