機内預かりでチェックインしたはずのスーツケース。出てきた時に、変わり果てた姿に・・・なんていうことを経験したことはありますか?程度の差こそあれ、大なり小なり、預けた荷物がなんらかの被害にあうということは結構あります。
チャックや開閉の鍵が壊された。荷物が紛失した。蝶番が壊れたなど。
ダメ元でも、航空会社とその被害状況を伝え、交渉できるスキルはすごいですね。ましてや慣れ無い土地で慣れ無い言葉でとなるとなおさらです。
忘れられ無いバリ島旅行
私は現在26歳の専業主婦です。
まだ夫とは結婚していない時に夏休みの旅行としてバリ島へ観光旅行へ行きました。
このバリ島旅行ではいろんな出来事があり、忘れられない旅行となりました。
まず起こったハプニングはバリのングラ・ライ国際空港についた時に起こりました。私たちは自分のスーツケースが回ってくるのを待っていたのですが、なかなか私のものが着ませんでした。しばらくしていると、私のスーツケースとよく似たものがきました。
しかし何かが違っていました。
近づいて確認してみてみると、スーツケースにあった猫のマークは完全に私のものだったのですが、預けた時とは完全に違ってました。というのも、スーツケースの足のローラーが二つなかったのです。もぎ取られたかのように綺麗に取れていました。
そして、持ち出して転がそうとしたところ、予想通り、2つの足がないため上手く転がせません。最初は状況が飲み込めませんでした。確かに予備として2リットルの水を2本入れていましたが、その水が原因で重くなってしまって取れるなどということは無いはずです。
航空会社に掛け合い賠償してもらえたものの・・・
「これは私が壊したものではなく、航空会社に責任がある」
と彼が言い、現地の空港スタッフに伝え、日本の航空会社と掛け合ってくれました。私一人では諦めていたところでしたので、英語のできる彼が交渉してくれたおかげで本当に助かりました。
しかし問題はここからでした。移動するのにものすごく大変だったのです。通常なら転がせばスムーズに移動できるのに足がないためスーツケースが安定せずなかなか思う方向に動いてくれません。現地のホテルについても従業員の方に苦笑いされとても恥ずかしかったです。
旅行は始まったばかりなのに、最初からひどい災難でした。
しかし日本に帰った時に空港会社にスーツケースを弁償していただき、以前使っていたものより一回り大きなものを頂けたのでそれはそれで良かったです。
そして、ハプニングはこれだけではありませんでした。それは最後のバリ島でに食事の時です。彼がもそもそしていたので何か気になっていたら小さな箱を持っていました。婚約指輪でした。とてもうれしくて私は思わず泣いてしまいました。
しかし、箱がなかなか上手くしまらない・・・。彼が箱をしめようともたもたしていると周りの人が婚約指輪に気がつきました。
「コングラッチュレーション!」
この言葉が周りに響き渡り、周りにいたいろいろな国の方々から祝福して頂きました。
このようなシチェーションでプロポーズされるのもなかなかないことなので、彼の失敗には感謝しています。
スーツケースの現地の従業員との英語のやり取りの頼もしさもあり、私はプロポーズを受けました。
そして、この旅行は私にとってとても忘れられ無いものとなりました。
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