その他 手配・準備

アフリカ・ザンビアのバス旅行で遭遇したハプニング

知らない土地に行くと、まずは身の安全が第一と思いますが、時間に余裕を持った行動を心がけたいと、つくづくそう思えるハプニングのお話です。

予定時間より遅れたアフリカのバス

29歳、営業職に従事しています。
アフリカ・ザンビアでボランティアをしている友人のもとへプライベートで遊びに行ったときのことです。友人が住む街は首都のルサカから200kmほど離れた所だったので、首都にあるバスターミナルから大型バスに乗ってその場所まで向かう必要がありました。

バスターミナルには人が多くごった返しており、外国人の私を見るや否や客引きが声をかけてきて、油断したらスリに遭いかねない場所でした。しかし、予め友人からどのバス会社で行けば良いか聞いていたので、迷いなくそこのバス会社のカウンターへ行き、チケットを購入しバスを待っていました。

私が乗るバスが出発時間より40分程遅れてきて、「まあアフリカだからこういうこともあるか」と思い、乗車をしようとしようとしました。

我先にと始まった席取り合戦

座席は指定されているにも関わらず「我先に」と他の乗客がぐいぐいバスの入り口に押し寄せ、私の前にもどんどん現地人が割り入ってきて順番を守らないのだな・・・とちょっとムッとしました。
しかし、バス会社の人が私のために通り道を作ってくれ「ここに座れ」と案内してくれ、座席にたどり着けました。

しかし、ホッとしたのもつかの間、私の一つ後ろの席の乗客が口論をし始めました。現地語で男同士騒いでおり、詳細はよくわかりませんでしたが、バスの席がダブルブッキングしているようでした。

今考えると、バスのダイヤが乱れていたようだったので、どちらかが1本前もしくは1本後のバスと間違っていたのかもしれません。バス会社の係員や運転手が仲裁に入ろうと二人の間を取り持ったのですが、なかなか口論は収まらず、係員と運転手どちらもキレ出してしまいました。

結局さらに出発も遅れて

その口論のため出発できないバスにイライラした周りの乗客の中にも野次を出す人も出始め、少なくても30分はそういった状態が続いてしまいました。結局一人の男性が強制的に引っ張られつまみ出され、バスは出発できたのですが、トータルで予定時刻より2時間30分遅れる結果となりました。

日が暮れる前には友人の街へ着く予定だったのですが、着いたときにはすっかり夜になっており、友人と会えたときは心の底からホッとしました。

普通じゃなかったダブルブッキング

友人にこの話をしたところ、驚いており、一応私が乗ったそのバスはザンビアでは一番新しくきれいな高級大型バスで、友人自身はダブルブッキングに遭遇したことはない、と言っていました。

ただ、バスの走行中に故障したり、座席シートが埋まるまで出発しないなどは日常茶飯事なようでした。アフリカで旅行するときは、自分の身を守ることはもちろん、何事にも時間に余裕を持って行動しないといけないと強く感じました。

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