読者の方から投稿をいただきました。交通機関を使うときには、ある程度注意が必要です。
昔よりも、街の中心で活動するときには、公共の交通機関が発達してきて、かなり便利になりました。しかし、英語では慣れているものの、意外にヨーロッパなど言葉が違う地域では、アナウンスも聞き取れなく、結構緊張感を持って行動することをお勧めします。
ケルンの展示会に海外出張
30歳、食品メーカーに勤務している男です。
一昨年、私はドイツのケルンへ海外出張してきました。私の会社では味噌を作っており、ドイツの大規模な展示会に参加し味噌を海外にもっと知っていただく、という目的で、同期の男と2人と計3人での出張でした。今まで海外旅行もほとんどしたことがなく、いきなりビジネスでの海外だったので、不安もありましたがとてもワクワクしました。そして、多くの驚きや発見がありました。
13時間のフライトを経て、私達はドイツのフランクフルトに到着しました。そこからさらにICE(ドイツの新幹線のような列車)で約1時間かけ、宿をとっているデュッセルドルフに到着しました。その日はフライトの疲れもあり、街を散策する余裕もなくホテルに着くとすぐに眠りについてしまいました。
戸惑いました!日本とは勝手の違うドイツの鉄道
到着した翌日、その日は一日予定がなく、予備日となっていました。私達はとりあえず展示会会場までの行き方を確認しようと、デュッセルドルフ中央駅に向かいました。
駅に着いたのはいいものの、日本とは勝手の違うドイツの鉄道に私達は戸惑いました。切符を買うことはできたものの、改札のようなものが見当たりません。そして、何番ホームから私達の目的地であるケルンメッセ駅に行く電車が出ているのかもわかりませんでした。インフォメーションで駅員さんに聞いてみると、ホーム手前にある刻印機に切符を通すのが改札の代わりであること、ケルンメッセへ行く電車は6番ホームから出ていることがわかりました。ホームへ上がるとちょうど「ケルンメッセ行き」という電車が止まっていたので、私達はこの電車だと確信し、乗り込みました。同期が調べてきた情報によると、デュッセルドルフ〜ケルンメッセはやく25分とのことでした。ケルンについたらお昼ごはん何食べよう?とか呑気なことを考えながら、私は車窓を眺めていました。
なかなか目的の駅に着かないことに異変を感じ・・・
しかし、30分経っても40分経っても、私達達の乗った電車はケルンメッセ駅には到着しませんでした。車窓の景色も前日にICEから見たケルン市街の眺めとは全然違い、牛や馬がのんびり草を食べているような長閑な景色が広がっていました。これは何かおかしい…と私達は不安になり、スマホで電車に関する情報を集めました。
その結果、どうやら私達が乗った電車はデュッセルドルフからケルンメッセまでを大幅に遠回りをしながら繋ぐ電車であるということがわかりました。JRの環状線で例えると、内回りでいけば4駅くらいで着くところをわざわざ外回りに乗って行こうとしていた、というのがわかりやすいかと思います。ただ終点がケルンメッセ駅であることは確かなので、私達は、早く間違いに気づいて良かったと思うことにしよう!と気をとりなおしました。
デュッセルドルフを出発してから約1時間半後、電車はようやく目的地であるケルンメッセ駅に到着しました。ただ電車に乗っているだけで、こんなに不安になったのは私にとっては初めての経験でした。ドイツで電車に乗る際は、事前にできる限り路線図と列車の種別(急行とか各駅停車とか)をチェックして、よく確認してから乗ることをお勧めします。
電車の時間には要注意!
あともう一つ、ドイツの電車は基本的に時間通りには来ません。約1週間、デュッセルドルフ〜ケルンメッセを電車で通いましたが、電車が時間通りに来たことは一度もありませんでした。ただ都市部であれば本数がそれなりにあり、待っていれば何かしらの電車は来るのでさほど問題はないかと思います。
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