海外出張での、飛行機の座席にこだわり人は結構いると思います。
欧米路線の長時間での渡航は、やはり体力を消耗しますし、なるべくであれば周りの人に気を使わずリラックスした状態で移動したいと思うかもしれません。
また、移動時間を効率的に過ごすために、渡航先の会議準備のための資料作りをパソコンを使って、誰にも邪魔をされずにやりたいと思うかもしれません。
そのために、多少お金を払ってもその時の自分にベストな環境を整えようとしたいものです。
そうしたとき、もし搭乗した飛行機で座席の交換をお願いされたとしたら、あなたならどうしますか?
帰国11時間のフライトで景色を楽しもうと。。。
私は40代のサラリーマン。海外営業を生業としています。
先日、海外出張の帰国便にて、11時間のフライトを綺麗な景色でも堪能しながらリラックスしたフライトを楽しむために、プレミアムエコノミーの座席を予約しました。
普段はエコノミークラスの席で帰国の途につくのですが、その時は仕事も一段と忙しく、疲れもあったことから、自分へのご褒美という意味で、多少の贅沢をいたしました。
航空会社のラウンジから搭乗時間に合わせ、ゲートへ移動し搭乗時間を待っているとき、旅行会社のツアー団体と思われる一団とゲート前で居合わせました。私よりは上の年代で、定年後の旅行を楽しむ老夫婦の一団とお見受けいたしました。
その時は何の気なしに搭乗時間を待っていたのですが、この後、この一団と人もめあろうとは、この時は思いもよりませんでした。
座席を代わってくれと言われ
搭乗時間となり、自分の座席で離陸までの準備をしていると、自分の周りには先ほどのツアーの一団がやってきて座り始めました。すると、私のとなりにはある老夫婦がやってきました。
そのとき、ふととなりに座る老婦人とその旦那様が話しかけてこられ、
「席が隣り合っていないので、譲ってくれませんか?」
と頼まれました。
しかし私は、事前に高い席を購入し、窓外の景色を楽しみたかったので、その場はお断りを入れました。また、その旦那様のとなりの席の人にも交渉をしていたようですがやはり同じように交渉はうまくいっていませんでした。
その後、周りの一団からも嫌な視線を感じながら、離陸時間を待っていたのですが、少しすると再びキャビンクルーを伴って、交渉にこられたので
(しつこいな。普通じゃ、一回断ったらこないと思うけれど・・・)
などと、思いながらキャビンクルーの申し出を聞いていました。
結局、あまりにも執拗に交渉してくるので、こちらとしても折れ、他の開いている座席に移動せざるを得ませんでしたが、そこは同じプレミアムエコノミーの座席でも、エンジン部分しか見えないような、当初の景色が楽しめない座席で、とても残念な思いをしました。
もやもやした思いが消えなくて
結局、せっかく高い席を正規料金で購入したのに、景色も楽しめないまま帰国をし、また飛行機を降りる時にも、キャビンアテンダントからも、その老夫婦からも何の挨拶もないままでしたので、すごくもやもやした後味の悪い時間を過ごしてしまいました。
その後、周りの知人とかに状況を説明し、いろいろな意見を聞いてみました。
そうすると、私に同情してくれた知人もいましたが、多くは、そのようなケースはできるだけ席を譲るようにし、穏便に解決するという意見をいただきました。
大方の意見は飛行機の中は、長時間密閉で、同じ時間を周りの人と共有しなければなりません。そのような交渉をされた時、同じ譲るにしても、気持ちよく譲った状況を作れれば、何もモヤモヤした気持ちを持ち越さなくて済んだのではという感じでした。
確かに、その通りで、このようなトラブルは実質、航空会社は矯正はしませんので責任はありません。断るも受けるもその当事者同士の責任で行います。そこで気持ちよく譲れる気持ちがあればフライト自体も気持ちよく過ごせるというものです。
あまりにも、出張で疲れ、その時は余裕が持てなかったと反省し、今後はなるだけ気持ちに余裕を持てるよう気を配ろうと心に決めた出来事でした。
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