言葉がわからないと、なんとなく気負けしてしまって、どうしてもオドオドしてしまいますよね〜。仕方がないと思います。むしろ、客観的におおらかに受け入れられる心持ちも持っていてもいいかもしれません。
イタリアの美術館巡り
34歳、女性、会社員です。
20代の頃に生まれて初めて海外旅行に行き、それ以降は、10年ほどで3か国ほど行きました。海外出張のチャンスには恵まれなかったので、3か国はいずれも観光旅行でした。
数年前はイタリアに行き、初めてヨーロッパの地を踏みました。ルネサンスの絵画や彫刻が大好きで、日本に名画が来るたびに、美術館に足を運んでいましたが、まさか自分の目で本物を見られる日が来るとは、感動でした。
フィレンツェにある、ボッティチェリの名画「プリマベーラ」や「ヴィーナス」を所蔵するウフィツィ美術館。そしてバチカン市国にあるバチカン美術館。特にバチカン美術館は、その規模や所蔵品の数、そして観光客の数も桁違いで、とても1日では回りきることのできないものでした。
ローマでのフリータイム
ツアー旅行ではありましたが、ローマでは丸1日フリータイムがありました。体調を崩した同伴者をホテルに置き去りにして、異国の地イタリアで、現地語も英語すらも満足に話せないアラサー女性が、一人で街歩きを始めました。
イタリアと言えばスリの国、そんなイメージを持っていたのは、実際は、旅行前日までの数日の間でした。身の回りに気をつけながらも、ローマの街をバチカン美術館へ向けて歩を進めました(バチカン市国はローマにあります)。
バチカン美術館は事前にチケットを購入しておかないと長蛇の列に並ぶ羽目になることは聞いてました。しかし、その日は平日でしたし、開館後1時間しか経っていないしと思っていたので、1時間程度の待ち時間であろうと思っていました。
その辺りの感覚が間違っていたようで、結局チケットを購入するまでに3時間近くかかりました。しかも最悪なことに、列に並ぶ際、地元イタリアの高校生?中学生?グループの間に紛れ込んでしまったのです。
学生にからかわれるアラサー女子
学生のグループは遠足や社会科見学のような雰囲気でした。学生と言っても日本人とは違い、個性も強く、大人びた体格や風貌で、まさか自分が学生のグループの中に紛れ込んでしまったとは、気づきもしませんでした。
彼らは、ぽつんと一人でいる東洋人に興味津々。「ニーハオ」とか「アリガットォ」などと言って笑っています。目の前の男女はこれ見よがしに肩を抱き合ってキス。列は進む気配もなく、同じ場所にもう30分ほど立っていました。周りの風景に目新しいものもなく、地面を見つめながら本を持ってこなかったことを後悔していました。
明らかにからかわれる東洋人。引率の先生が何度が注意してくれたようでしたが、見た目も体格も子供のようで気の弱いアラサーは、ますます小さくなってしまいました。
その時ばかりは、毅然とした態度で、意思表示をはっきりとすることと、相手の目をしっかりと見て対処することをしっかり学びました。
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