日本のSIMは契約も特殊です。
通販が前提だと思うのですが、Amazonなどでパッケージを購入(おそらくシリアル番号的なものを購入)したら、登録作業をWEB上で行い、その後、改めてSIMカードが自宅に送られてきます。
その場でSIMカードが手に入る海外と比べると、何とも複雑なシステムです。。。
普段はSIMフリー携帯を使っています
30歳、旅行会社社員です。観光兼出張として、よく海外には行っています。ある出張の際、SIMカードを購入したもののネット接続が出来なかったことがありました。その為、その出張期間中はWiFiスポットを探し、そこでメールチェックなどを行いました。
現在、私は海外駐在の身でおり、海外では日本と比べSIMフリーの携帯を持つ人が多く、必須のように感じます。別の国へ出張へ行った際も空港ですぐにSIMを購入しますので、ポケットWiFiは持ちません。
というのは、ポケットWiFiは電池の減るスピードが早く、また国を越えると利用できないといった特定の国またはエリアのみ利用可能のwifiなどが多いと感じます。一カ国だけで出張を終えられない身のため、wifiよりも、SIM購入の頻度の方が圧倒的に多いのです。
開通手続きは国によってさまざま
SIMを購入後、すぐに開通できる携帯会社もあれば、5分、10分後に開通するといった携帯会社もあります。タイ、マレーシア、ミャンマーなどはSIMを入れるとすぐに携帯が使えるのに対して、ロンドンでは開通まで1時間を要しました。
しかし、いずれもSIMを購入して開通手続きまでさほど手間がかかりませんでした。一方、日本に一時帰国した際に、SIMを購入しましたが一向に開通しませんでした。
最終的には解決したのですが、まず日本のSIMの場合は、WiFiが繋がっている場所でSIMカード携帯の登録設定を行わなくてはなりません。そこが、海外のSIM設定と異なる点です。
海外ではSIMカードを差し込めば、その後データサービスが上限まで使えますので、空港やWiFiスポットに必要以上の滞在はありません。
カタールで使えなくなったローミングサービス
その後、カタールへ出張へ行き、そこでもSIMを購入しました。カタールは何度も出張で来ており、SIMカードも差し込めば利用可能です。
しかし、一向にデータローミングサービスが利用できません。せっかく、データサービス分までの金額を支払いましたが、最後の最後までデータローミングを利用することができず、WiFiスポットに出向いてメールチェック等を行いました。
原因はわかったのですが、日本のSIMカード利用の際、アクセスポイント名(APN)設定を行い、ソフトウェアをインストールする必要がありました。
そして、海外で新たに別のSIMを使う場合、日本で登録したこちらの設定を解除する必要がありました。これは、次にカタールを訪れた際、携帯ショップのスタッフに対応いただき、利用できるようになりました。
とはいえ、日本のSIM事情は非常に難しく、日本人の私でも難しいので、海外の人たちからしたら、非常に使いづらいと思います。
その体験をもとに、今後はその場で開通手続きをしっかりと確認して、それで開通しなければスタッフに確認をお願いする方が良いと思いました。
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