読者の方の投稿です。
マレーシアはイスラム教徒の方がいる国で、文化の違いが感じられる国です。日本とは違う宗教心の高いお国柄での、32歳、海外旅行と異文化交流が大好きな主婦の方の体験談です。
レストランに入ってみて・・・
私がマレーシアのクアラルンプールを観光旅行中に経験した、驚きのエピソードを二つ、紹介します。
マレーシアは、イスラム教徒が国民の約3分の2を占め、イスラムの文化が国全体に与える影響が大変大きい国です。
私がマレーシアのクアラルンプールを観光した時期は、年に一度の、イスラム教徒のラマダン(断食月)の時期でした。
そのため、予想もしなかった珍しい景色や出来事に遭遇しました。
まず一つ目は、日中の時間帯にカフェ、レストランなどの飲食店が驚くほど閑散としているんです!
イスラム教徒の人たちが断食しているから当然と言えば当然なのですが、どの店もガラガラ、簡単にテーブルにつくことができました。
客席はガラガラなのに、店員さんたちはしっかり常駐していて、しかもその店員さんたち、おそらくイスラム教徒なんです。
ラマダン中の人でも仕事キッチリ
本人たちに「あなたはイスラム教徒ですか?」と確認したわけではないのですが、女性たちはみんな頭にスカーフをかぶっていたし、間違いないと思います。
そのおそらくイスラム教徒の店員さんたち、せっせと調理したり、食事をテーブルに運んだり、みんな一生懸命にお仕事してました。
断食中でも関係なくお仕事してるんだなぁ、ずっと料理を目の前にしていてお腹減るだろうに立派だなぁ、と感動したことを今でもよく覚えています。
ラマダン中の交通事情
2つ目は、私が乗ったタクシーの運転手さんに聞いた道路事情のお話です。
とても明るい話好きのマレー系中国人の運転手さんで、乗車中にいろいろな話を聞かせてくれました。
その運転手さんから聞いた驚きの話は、ラマダンの時期は、交通事故が増えるんだそうです。
みんなお腹がすいてるから、ぼーっとしていて集中力がなくなるのだとか。夕方の帰宅の時間帯は特に、お腹ペコペコで早く帰りたいからスピードをいつも以上に出す人が多くて、危険なんだということでした。
私がタクシーに乗っていたその時、まさに夕方だったので、恐ろしくて冷や汗が出てしまいました。
異文化体験はイベント時がオススメ
ラマダンの時期に観光したことで、普段とは違うマレーシアという国の様子を見ることができ、勉強になったし、面白い体験もできました。
すいているお店でゆっくり昼食を楽しめたのはラッキーだったし、たまたま乗ったタクシーのおじさんから貴重な話を聞くこともできました。
イスラム教徒が多い国に、あえて、ラマダンの時期に観光に行くというのも、面白い体験ができるのでオススメです。
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