人間、してきた経験がどこで生きるかわかりませんね。。。
確かに、黒人を目の前にしたら、自分も冷静じゃなくなり、すぐにお金で解決してしまいそうですが、そのとき、冷静な判断が下せたおかげでことなきを得たお話です。
学生の節約旅行
私は、39歳、フリーライターをしています。これは、アメリカに観光で友人と旅行に行ったときの話です。大学時代、いまから20年ほど前のことです。私は、友人とアメリカは、ロサンゼルスとサンフランシスコに旅行に行きました。学生だったので、お金はそれほどなく、節約の旅でした。
チャイニーズシアター近くのホテルからビバリーヒルズにあるオシャレな店がつらなるロデオドライブという地区に行くことにしました。節約と景色を楽しむという理由で歩いて行くことにしました。
距離は、かなりあったのですが、初めて見るものばかりで楽しく歩けました。ビバリーヒルズに入ると大きな家がたくさんあって、日本人の方にたまたま会ったりして、楽しく歩いていました。
怖い顔の黒人青年
ビバリーヒルズの住宅街を歩いている途中で、黒人の青年が怖い顔で歩道の端に座っていました。近くに行くと、彼はすくっと立ち上がり、腕に白いタオルを巻いてこちらを向きました。そして、その腕をこちらに向けて、金を出せと脅してきました。
そのとき、頭は真っ白でどうしていいかわかりませんでした。しばらく沈黙が続いた後、彼のほうを見てみると彼は震えていました。彼は怯えているようでした。私はそのとき、逃げれると思いました。友人がお金を払おうとするのを止めて、友人を引っ張って逃げました。
黒人の青年は、ポツリとそこに立ち尽くしたままで、追いかけては来ませんでした。どうやら、銃は持っておらず、ただの脅しだったようで、彼は諦めてどこかに向かって歩いて行きました。
私と友人は、その道を避け、だいぶ遠回りをして、ロデオドライブまで歩きました。とりあえず、お茶を飲めそうな店に入って、心を落ち着かせてから、買い物に行きました。
どんなところで経験が活かされるか
あのときの出来事を振り返ってみるとよく逃げれると思えたなと感じます。ひとつ間違えば、撃たれていたかも知れません。すると、昔カツアゲされたことを思い出しました。私の通っていた中学校は、かなり荒れていて、カツアゲなんか日常茶飯事といった学校でした。
しかし、カツアゲする人は決して怯えたりしませんでした。震えることなんかなく、威圧するだけだったと記憶しています。あまり嬉しいことではありませんが、中学校のころ、カツアゲされた経験が活きたようです。
その後、旅の道中に怖い思いはしませんでした。むしろ、親切にしてくれ、楽しく旅することが出来ました。いつ、どういう経験が役に立つかわからないなと私はこのとき思いました。
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