ドリアンは実はピンキリで、もそもそしたものからフルーティーなものまで様々です。結構屋台で手頃な値段で食べれるので気軽に食べることができますが、やはり臭いにはご用心!
単独行動でドリアンの屋台を発見!
38歳教員です。学生時代に大学の研修でフィリピンを旅しました。
フィリピンのバギオという街でのこと。単独行動をしたとき、屋台で売っていたドリアンを発見しました。果物の王様ドリアン。値段を聞くと、意外に安かったので一個購入しました。
素敵な笑顔のお姉さんが売ってくれました。と言ってもドリアンはスイカくらいの大きさでした。それは一人で食べきれるものではないくらいでした。
「でも、まあせっかく来たのだし、ドリアンは記念に食べておこう!」
と思ったのです。ご存じのとおりドリアンは臭いが強烈なので、ホテルのレストランでは食べられないことになっていましたし、ホテルへの持ち込みも禁止だったので、食べる機会がなかったのです。
ドリアン片手にショッピングモールへ
学生でも気軽に買える値段でした。さすがフィリピン!その時は食べられるだけ食べて、残りはもったいないけど捨てようと思いました。
「さあ、どこか涼しいところで・・・・・」
すると向こうにショッピングモールが。
「そうだ、あそこで食べよう!きっと涼しい!」
私はショッピングモールへ向かいました。
モールに入ると、アジアらしいバギオの街から一転、広くて清潔、まるでアメリカでした。私はフードコートでコーラを買うと、テーブルに座りドリアンを食べることにしました。持ち込みOKかなんてことは、あまり気にしなったのは若気の至りで許してください。
しかし、その時やっと気づいたのです。ドリアンはどうやって食べればよいのだろう?!と。
初めて食べるドリアン、期待外れに捨てようとしたら・・・
そおっと皮をむくと、どうにかむけました。そして実を取り出し、食べ始めます。正直そんなに美味しいとは思いませんでした。ドリアンは大きいけど中身はほとんど硬い種。
「なあんだ。さあ、捨てよう!」
そう思いました。そしてふと、その時、一人のおじさんがそばにやってきました。そして、おじさんは私に話しかけてきました。
おじさん:「このドリアンをどうする?」
私:「もう食べたので捨てようと思います」
と言うと、おじさんは呆れ顔。ちょっと貸してごらんとドリアンに手をかけると、思いっきり二つに裂いたのです。するとあらびっくり、種だと思っていたものの中にもたっぷり実が入っていたのでした。ドリアンはこういう構造だったのか!と初めてその時知りました。
それから、おじさんは私と同じテーブルに座りました。
おじさん:「このドリアンをどこで買ったんだい?」
私:「屋台で買いました。」
おじさん「いくらで?」
私:値段を言う
とまた、おじさんは呆れ顔。
おじさん:「それは私たちが買う時の3倍の値段じゃないか!君は大金をゴミ箱に捨てようとしたわけだ」
と言われました。ええ!!と私はまたびっくり。
そうなのです。フィリピンの屋台の値段は我々日本人のが想像する以上に安いのです。ですから安いと思っても必ず現地の人に相場を聞いて、さらに安くなるよう交渉する必要があるのです。
この親切なおじさんに、一緒にドリアンを食べませんかと何度も言いましたが、おじさんは手をつけようとしませんでした。ただ、私といろいろ話をしてくれて、バギオの名所なども教えてくれました。おじさん、ありがとう。ぼられちゃったけど、おかげでおじさんに会うことができました。
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