スマホの位置情報でオーストラリア散策
30歳 女性、病院で理学療法士として働いています。現在は育休中です。
オーストラリアに英語の勉強と観光を兼ねて、数ヶ月間滞在した時のことです。
そのうちの約 3ヶ月ほど、オーストラリア人の女性と子供2人( 3歳と6歳)のシェアハウスで生活していました。
海からも近く、マウンテンバイクも無料で貸してくれ、快適な生活を送っていました。
お金があまりなかったので、持っていたスマホはWiFi下でしか使用することが出来ない様にしていました。電話はオーストラリアで安いプリペードカード式のガラケーを購入し、それを使用していました。
私は地図を見ても迷うほどの方向音痴です。しかし、せっかくのオーストラリアでの生活。色々な景色やお店などを巡らなくてはもったいない!とWiFi下しか使えないスマホの位置情報で地図を見ながら、色々なところを散策していました。
近道ができると思い立ち。。。
ある日の帰り道、マウンテンバイクに乗りながら、この道を進めば家まで近道が出来るのではないかと急に思い立ちました。
案の定、道に迷ってしまい迷子に。
方向音痴、かつ地図もうまく読めない。もちろんWiFi下ではないので、自分が今どこにいるのか位置情報もわからない状態になってしまいしました。
挙げ句の果てに、スマホの充電が残りわずか。最悪の状況でした。来た道を戻ればいいのに、もう戻れないほど進んでしまいました。
どんどん時間だけが過ぎていき、気付けば辺りは真っ暗に。人気もないし、シェアハウスの近くにある目印さえもわからない。スマホにシェアハウスの住所をメモしてあったことに気付き、見ようと思ったら充電が切れてしまいました。
スマホはどこでも使える方がいい
途方にくれ、約2時間ほど見知らぬ土地をさまよいながら、何とかシェアハウスに着きました。
泣きそうになりながら、鍵を指し、ドアを開けましたが、まさか。住んでいたシェアハウスは扉が二重になっており、室内側のドアにはいつも鍵がかかっていないのに、その日に限って鍵がかかっていました。夜遅くに、寝ていたシェアハウスの女性を起こして開けてもらいました。
踏んだり蹴ったりの一日でした。
方向音痴にも関わらず、WiFi下でしか使えないスマホの地図で探検しようとした私。そんな好奇心旺盛な性格が、迷子のきっかけになったのでしょう。
方向音痴な方は必ずスマホがどこでも使えて、自分がどこにいて、どちらに進んでいるのかがわかるようにしておくべきです。また、スマホの充電が十分あるのかを確認してから、使用することをお勧めします。